コルドバ - メスキータ (アンダルシア州) [南スペイン]
■ Cordoba - Mezquita
2大宗教が混在し、約850本の馬蹄形アーチが広がる大広間が見どころの、メスキータ。
英語でモスクを意味するメスキータの建築は、イスラム王朝の後ウマイヤ朝である786年から始まり、歴代のカリフ(イスラム国家の最高権力者)によって増改築が繰り返され、世界最大級のモスクに。繁栄時は欧州のメッカと呼ばせていたそうです。
13世紀前半にコルドバがキリスト教徒に奪還されてからは、大聖堂としてさらなる増改築が行われ、キリスト教の大聖堂としてだけでも、ゴシック様式→ルネサンス様式→バロック様式などの様式が混在しています。
旧市街に入ると、いろんな場所から見かけるメスキータのミナレット。
メスキータを外から一周してみると、ピッカピカの扉などを見かけました。
緑の多いオレンジの中庭へ足を踏み入れると、ミナレットが高く感じました。
中庭には大きな噴水がありました。
日差しを避けて入口まで回廊を歩いていると、
無造作に置かれている鐘などがありました。
入口
中庭は誰でも入れましたが、ここから入場チケットが必要です。
入口の裏から見た、外から差し込む光。
入って早々に広がる名物の馬蹄形アーチは圧巻です。
90度角度を変え手見たアーチ。広~い。
メスキータの中で一番ゴージャスと感じた中央礼拝堂。
白い壁に光が多く差し込んでいた場所です。
見渡す限り、豪華な装飾。
このエリアが一番混んでいました。
これだけ見ると、ヴァチカンと言われてもわからない天井。
キリスト教とイスラム教の境目のアーチに多くの文字が刻まれていました。
中央付近にあった、シルエットが綺麗な柵。
歴史を感じる空間。
メスキータは馬蹄形アーチで囲われていた感じでした。
入口と反対側は、イスラム様式が色濃く残るエリアでした。
独特な馬蹄形アーチがありました。
アルハンブラ宮殿と同様に、一見柄のように見えて、よく見ると文字が描かれている壁。
小さいアーチを組み合わせた綺麗な建築にも圧巻でした。
似たような祭壇が並ぶ博物館エリア。
イスラム様式を見た後では、シンプルに見えました。
いろいろな展示物があり見応えがありました。
キリスト教に関する展示室。
かなり古いと思われる石版ですが、文字がくっきり残っていました。
開くと中の紙がボロボロ割れてしまいそうと思わせる古そうな聖書。
上の文字と下の柄の関連が気になりました。
年季が入ったアーチの壁部分には細かく文字が刻まれていました。
見るとすぐにわかる修復済のアーチ。
最後に定番のメスキータイメージ。
サン・ラファエル勝利の像
メスキータを出た奥に見える像は、コルドバでペストが流行した時に、大天使のラファエルが街を守り抜いた伝説より、コルドバの守護聖人となっているそうです。
プエンテ門
サン・ラファエル勝利の像のすぐ先にあり、アラブ城壁だった一部が16世紀にルネサンス様式の凱旋門に改築されて門となっています。
ローマ橋
プエンテ門をくぐるとグアダルキビル川にかかるローマ橋に出ます。
ローマ橋は約2,000年前建造の石造りの橋で、
ローマ橋の上にも、コルドバの守護聖人サン・ラファエルの像があります。
カラオラの塔
橋を渡りきると、12世紀のイスラム時代に造られた要塞のカラオラの塔があり、その中は博物館になっていて、屋上まで登ることができます。
屋上からは、コルドバを見渡すことができます。
イスラムとキリストの歴史が融合して、双方が色濃く残るコルドバ。アルハンブラと合わせて訪れたい街です。
次は、セビリアです。
■ 旅の参考文献
2大宗教が混在し、約850本の馬蹄形アーチが広がる大広間が見どころの、メスキータ。
英語でモスクを意味するメスキータの建築は、イスラム王朝の後ウマイヤ朝である786年から始まり、歴代のカリフ(イスラム国家の最高権力者)によって増改築が繰り返され、世界最大級のモスクに。繁栄時は欧州のメッカと呼ばせていたそうです。
13世紀前半にコルドバがキリスト教徒に奪還されてからは、大聖堂としてさらなる増改築が行われ、キリスト教の大聖堂としてだけでも、ゴシック様式→ルネサンス様式→バロック様式などの様式が混在しています。
旧市街に入ると、いろんな場所から見かけるメスキータのミナレット。
メスキータを外から一周してみると、ピッカピカの扉などを見かけました。
緑の多いオレンジの中庭へ足を踏み入れると、ミナレットが高く感じました。
中庭には大きな噴水がありました。
日差しを避けて入口まで回廊を歩いていると、
無造作に置かれている鐘などがありました。
入口
中庭は誰でも入れましたが、ここから入場チケットが必要です。
入口の裏から見た、外から差し込む光。
入って早々に広がる名物の馬蹄形アーチは圧巻です。
90度角度を変え手見たアーチ。広~い。
メスキータの中で一番ゴージャスと感じた中央礼拝堂。
白い壁に光が多く差し込んでいた場所です。
見渡す限り、豪華な装飾。
このエリアが一番混んでいました。
これだけ見ると、ヴァチカンと言われてもわからない天井。
キリスト教とイスラム教の境目のアーチに多くの文字が刻まれていました。
中央付近にあった、シルエットが綺麗な柵。
歴史を感じる空間。
メスキータは馬蹄形アーチで囲われていた感じでした。
入口と反対側は、イスラム様式が色濃く残るエリアでした。
独特な馬蹄形アーチがありました。
アルハンブラ宮殿と同様に、一見柄のように見えて、よく見ると文字が描かれている壁。
小さいアーチを組み合わせた綺麗な建築にも圧巻でした。
似たような祭壇が並ぶ博物館エリア。
イスラム様式を見た後では、シンプルに見えました。
いろいろな展示物があり見応えがありました。
キリスト教に関する展示室。
かなり古いと思われる石版ですが、文字がくっきり残っていました。
開くと中の紙がボロボロ割れてしまいそうと思わせる古そうな聖書。
上の文字と下の柄の関連が気になりました。
年季が入ったアーチの壁部分には細かく文字が刻まれていました。
見るとすぐにわかる修復済のアーチ。
最後に定番のメスキータイメージ。
サン・ラファエル勝利の像
メスキータを出た奥に見える像は、コルドバでペストが流行した時に、大天使のラファエルが街を守り抜いた伝説より、コルドバの守護聖人となっているそうです。
プエンテ門
サン・ラファエル勝利の像のすぐ先にあり、アラブ城壁だった一部が16世紀にルネサンス様式の凱旋門に改築されて門となっています。
ローマ橋
プエンテ門をくぐるとグアダルキビル川にかかるローマ橋に出ます。
ローマ橋は約2,000年前建造の石造りの橋で、
ローマ橋の上にも、コルドバの守護聖人サン・ラファエルの像があります。
カラオラの塔
橋を渡りきると、12世紀のイスラム時代に造られた要塞のカラオラの塔があり、その中は博物館になっていて、屋上まで登ることができます。
屋上からは、コルドバを見渡すことができます。
イスラムとキリストの歴史が融合して、双方が色濃く残るコルドバ。アルハンブラと合わせて訪れたい街です。
次は、セビリアです。
■ 旅の参考文献
メスキータの内部の素晴らしさ!
約850本の馬蹄形アーチの内部で迷いそう、荘厳で そして豪華ですね。
by cooper (2018-08-19 20:35)
> cooper サマ
アーチが多すぎて、本当に迷いそうでした^^;
内部は想像していたより広くて、色々なものがあって見応えありました。
by pi (2018-09-29 17:30)