モナコ (コート・ダジュール) [モナコ]
■ Monaco
F1グランプリが有名でラグジュアリーなイメージが濃い、モナコ。
こんなイメージがあるのはここ100年のこと。19世紀半ばにシャルル3世によってカジノや高級ホテルが建設され始めたのがきっかけです。
モナコへは、ニースから列車で20分ほど。地下駅のモナコ・モンテカルロ駅から、東側出口へはエスカレーターで上り、さらにエレベーターで上り、またまたエスカレーターで上るとPl.Ste-Devote出口に。信号を渡った目の前に広がる絶壁を見て、上がり続けたことに納得しました。
駅の出口から景色が開けたところまで移動すると、モナコ港が見渡せました。
□ モナコ・ヴィル地区
中央あたりにある階段を上り続けていくと、大公宮殿に着きます。
大公宮殿界隈は、観光客で賑わっています。
旧市街の中は、ビストロや土産物店がたくさんあります。
モナコ王室ご用達の「ショコラトリー・ド・モナコ」でお土産類をまとめて購入。
白い箱の中は王冠の形をした一粒ショコラです。
● モナコ大聖堂 - Cathedrale de Monaco -
1875年建設のロマネスク・ビザンチン様式のカトリック教会。内部の装飾は、ニースの画家ルイ・ブレアによる祭壇画があったり、カララ白大理石の司教座や祭壇があります。
レニエ公とグレース・ケリーがこの大聖堂で結婚式を挙げ、また葬儀もここで執り行われました。
大聖堂の地下には、歴代大公と共にグレース公妃が眠っています。
レニエ大公とグレース・ケリーのお墓が隣同士で並んでいます。
見とれてしまったマリア像。
裁判所
モナコ大聖堂の斜め前にある裁判所は、ルイ2世大公によって竣工され、1930年に開所。建物は灰色の多孔性海洋石灰岩が使用されています。
● 海洋博物館&水族館 - Musee Oceanographique et Aquarium -
アルベール1世により1910年に建設。高さが85m、記念建造物建築の傑作と言われています。 ラ・ツルビの石10万トンを使用。建物が大きいのでかなり遠くからでないと全体が写せません。
よく見ると壁にはカニやタコが描かれています。
海洋博物館の後ろは地中海が広がります。
モナコ・ヴィル地区の先端は見晴らしのよい公園になっています。
モナコ港も一望できます。
モナコ・ヴィル地区からモンンテカルロ地区へは船でモナコ港を渡って向いました。
□ モンテカルロ地区
● グラン・カジノ - Grand Casino -
モナコの代名詞的な存在であるグラン・カジノはベルエポック調で、パリのオペラ座を建てたシャルル・ガルニエによって1878年に建設。
カジノ脇に駐車している高級車の数々。何台も所有しているうちの1台とか・・!?
モナコF1グランプリで見かける風景。
● サン・デヴォト教会 - Sainte-Dévote -
モナコ港を前に近代的な建物の中にひっそりと佇ませている小さな教会は、4世紀にゴーマット峡に建設。
毎年1月26日には、教会前の広場でサント・デボウト祭がおこなわれています。伝説にもとづいて木造船を燃やす儀式があるそうです。
プチトラン
旧市街にある海洋博物館前から出発。旧市街の宮殿前を通過し、カジノ広場に隣接したホテル・エルミタージュ→グラン・カジノをぐるりとまわって、旧市街に戻る30分コース。
モナコからニースへ帰る車窓からは、長閑なビーチが見えました。
○ 食事
フランスに訪れたら、一回は食しておきたいムール貝の白ワイン蒸し。
見た瞬間、このボリュームはムリと思いますが、美味しすぎてたいらげてしまいます。
日本では、季節限定で食べれるヴィロンのモンサンミッシェル産が好きです。
モナコは日本の皇居の2倍ほどの面積で、傾斜が多い街です。どこの地区にいても、たいてい地中海が見下ろせるかわりにアップダウンが激しいので、歩きまわる場合は、履き慣れた靴をお薦めします。
■ 旅の参考文献
F1グランプリが有名でラグジュアリーなイメージが濃い、モナコ。
こんなイメージがあるのはここ100年のこと。19世紀半ばにシャルル3世によってカジノや高級ホテルが建設され始めたのがきっかけです。
モナコへは、ニースから列車で20分ほど。地下駅のモナコ・モンテカルロ駅から、東側出口へはエスカレーターで上り、さらにエレベーターで上り、またまたエスカレーターで上るとPl.Ste-Devote出口に。信号を渡った目の前に広がる絶壁を見て、上がり続けたことに納得しました。
駅の出口から景色が開けたところまで移動すると、モナコ港が見渡せました。
□ モナコ・ヴィル地区
中央あたりにある階段を上り続けていくと、大公宮殿に着きます。
大公宮殿界隈は、観光客で賑わっています。
旧市街の中は、ビストロや土産物店がたくさんあります。
モナコ王室ご用達の「ショコラトリー・ド・モナコ」でお土産類をまとめて購入。
白い箱の中は王冠の形をした一粒ショコラです。
● モナコ大聖堂 - Cathedrale de Monaco -
1875年建設のロマネスク・ビザンチン様式のカトリック教会。内部の装飾は、ニースの画家ルイ・ブレアによる祭壇画があったり、カララ白大理石の司教座や祭壇があります。
レニエ公とグレース・ケリーがこの大聖堂で結婚式を挙げ、また葬儀もここで執り行われました。
大聖堂の地下には、歴代大公と共にグレース公妃が眠っています。
レニエ大公とグレース・ケリーのお墓が隣同士で並んでいます。
見とれてしまったマリア像。
裁判所
モナコ大聖堂の斜め前にある裁判所は、ルイ2世大公によって竣工され、1930年に開所。建物は灰色の多孔性海洋石灰岩が使用されています。
● 海洋博物館&水族館 - Musee Oceanographique et Aquarium -
アルベール1世により1910年に建設。高さが85m、記念建造物建築の傑作と言われています。 ラ・ツルビの石10万トンを使用。建物が大きいのでかなり遠くからでないと全体が写せません。
よく見ると壁にはカニやタコが描かれています。
海洋博物館の後ろは地中海が広がります。
モナコ・ヴィル地区の先端は見晴らしのよい公園になっています。
モナコ港も一望できます。
モナコ・ヴィル地区からモンンテカルロ地区へは船でモナコ港を渡って向いました。
□ モンテカルロ地区
● グラン・カジノ - Grand Casino -
モナコの代名詞的な存在であるグラン・カジノはベルエポック調で、パリのオペラ座を建てたシャルル・ガルニエによって1878年に建設。
カジノ脇に駐車している高級車の数々。何台も所有しているうちの1台とか・・!?
モナコF1グランプリで見かける風景。
● サン・デヴォト教会 - Sainte-Dévote -
モナコ港を前に近代的な建物の中にひっそりと佇ませている小さな教会は、4世紀にゴーマット峡に建設。
毎年1月26日には、教会前の広場でサント・デボウト祭がおこなわれています。伝説にもとづいて木造船を燃やす儀式があるそうです。
プチトラン
旧市街にある海洋博物館前から出発。旧市街の宮殿前を通過し、カジノ広場に隣接したホテル・エルミタージュ→グラン・カジノをぐるりとまわって、旧市街に戻る30分コース。
モナコからニースへ帰る車窓からは、長閑なビーチが見えました。
○ 食事
フランスに訪れたら、一回は食しておきたいムール貝の白ワイン蒸し。
見た瞬間、このボリュームはムリと思いますが、美味しすぎてたいらげてしまいます。
日本では、季節限定で食べれるヴィロンのモンサンミッシェル産が好きです。
モナコは日本の皇居の2倍ほどの面積で、傾斜が多い街です。どこの地区にいても、たいてい地中海が見下ろせるかわりにアップダウンが激しいので、歩きまわる場合は、履き慣れた靴をお薦めします。
■ 旅の参考文献