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バルセロナ (カタルーニャ州) [スペイン]

Barcelona
以前、外観の観光だけだったカタルーニャ音楽堂へ リベンジ するために、移動の途中に立ち寄りました。飛行機からサグラダ・ファミリアを発見!!(右端の真中あたりです。)
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空港バスの終点、カタルーニャ広場の噴水を目にすると、バルセロナに来た!という気持ちに。
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っという事で、さっそくカタルーニャ音楽堂へ。サンサンと照る太陽が出迎えてくれました。
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カタルーニャ音楽堂 - Palau de la Musica Catalana -
芸術復興運動が隆盛の19世紀、建築分野での特徴は派手な装飾。1908年に完成した6階建てのカタルーニャ音楽堂は、このモデルニスモ建築で最も美しいと言われています。
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見学はガイドツアー(50分)のみで、ここから先はチケットが必要になります。
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入口から見ても、中は素敵に違いないという空気が漂っていました[ハート]
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そして、やはりカメラ撮影ダメでした、、、(._.)
ガイドブックや写真集などの販売もないので、気合いで思い出を脳裏に焼き付けるのみです、、、
館内は、ものすごく美しく綺麗な装飾で、華やか、かつ優美でした。楽しみにしていた音楽堂の天井にあるステンドグラスは圧巻で、見入ってしまいました。
ステキ過ぎる表現が見つからないほど感無量な装飾でした。ドメネク、天才過ぎます☆

出口は以前訪れた時に、入りたいな、、、と見上げていた通りでした。
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正面のバルコニーには大作曲家のバッハ、ワーグナー、ベートーヴェンの胸像が並んでいます。
バルコニー裏まで埋められたタイルなども全てが異なって見応えがあります。
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一番上の中心には、混声合唱団とカタルーニャ地方の運命の女神が描かれたモザイク画。
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昔のチケット売り場の窓口はこちらだったそうです。ものすごく中は狭いそうです。窓も小さっ。
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モザイクをアップに。学生の頃、授業で作ったタイル画の記憶が蘇えりました。
ちなみに作成したタイル画は、ルノワールの「草束を持つ少女」です。サンパウロ美術館も、いつかいけるといいな、、、
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カタルーニャ音楽堂は、「天才建築家ドメネク、ここにアリ!」という印象を受けました。

この後は、前回もう一つ素通りして入らなかった、同じ旧市街にあるカテドラルへ。
サンタ・クレウ教会 - Catedral de la Santa Creu -
13世紀に建築が始まり1448年に建設。完成までに150年かかったカテドラルは、その後も何度も手が加えられているそうです。
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映画のセットの中にいるような、歴史を感じる空間です。
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とても広いカテドラルで、両脇には礼拝堂がズラっと並んでいます。
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カテドラル内中心には聖職者が座る席がズラっと並んでいます。
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中央祭壇は古くて厳格な雰囲気がありました。
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中央祭壇の地下に、バルセロナの守護聖女サンタ・エウラリアが眠っています。
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ステンドグラスも綺麗でした。
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カテドラルの隣に大きな中庭回廊があります。
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中庭にはヤシやオレンジの木など、緑が覆い茂っていました。
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噴水の上にはカタルーニャの守護聖人の小さな彫刻が。
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カサ・カルベ - Casa Calvet -
ガウディが繊維業を営むカルベ家の住居として設計した建物。ガウディの作品の中で一番大人しいと言われていますが、見てすぐ気付くほど、周囲の建物の中で一際目立っていました。
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自分の住んでるマンションがこんなバルコニー付きの外壁だったらなぁ、、、
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<左>現在は事務所や倉庫だった1階が高級レストランになって営業中です。
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<右>ドアの取っ手までアールヌーヴォーが色濃く出ています。

ネオ・バロック様式のエレベータは、どこか未知の世界へ連れて行ってくれそうな雰囲気でした。
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最後は、地下鉄に乗り、サグラダ・ファミリアの進捗確認へ。

サグラダ・ファミリア聖堂 - Temple de la Sagrada Familia -
2011年4月に放火があったという News で、気になっていました。
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煙が出ていた付近は、前回テントが覆われていた工事部分でしたが、今回はテントが無くなっていました。その部分だけ新しいので目立っています。
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始めて訪れた時に松ぼっくりみたいな屋根だと思っていた部分は、次にそれは建築の足場だったと気付き、最終的にそれは煙突のような屋根に。訪れるたびに変化が見れて面白いです。

池からファミリア。完成が楽しみです。
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食事
久しぶりのパエリア。
オーダーの際、ウェイター「20分くらいかかりますよ」、私「いいですよ」、ウェイター「結構時間かかりますよ」、私「いいですよ」、ウェイター「遅くなりますよ」、私「いいです」と、3回目で注文完了。観光客から、まだですか?とよく聞かれるのかな^^;
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粘って手にしたパエリアは、トマトが効いていて美味でした[ハート]

念願のカタルーニャ音楽堂へ行けて大満足な立ち寄りバルセロナでした。

次は、中東のアブダビです。

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トレド <後半> (カスティーリャ=ラ・マンチャ州) [スペイン]

カテドラルの次に、エル・グレコさんのお家へ向かいました。

絵になる通りを歩いているだけで、気分はウキウキ。
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エル・グレコさん家の前には、タホ川を臨む公園があります。
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公園から見える断崖を見て、改めてすごいところに街があることを認識。
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エル・グレコの家 - Casa de El Greco -
宮廷画家として36歳でトレドに移り住み、生涯をここで過ごしたエル・グレコ。
ベガ=インクラン侯爵によって、19世紀初頭にエル・グレコが住んでいた住居付近の廃墟が改装され、現在は美術館になっています。

中世の街並みが建ち並ぶ旧市街に、ひときわ目立つ近代的な受付の建物。
その横を通り抜け、奥へ進みます。
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美術館は当時の様子に復元されていますが、実際に住んでいた場所は明確ではないそうです。
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入口に足を踏み入れると、まずパティオに。ここもトレド駅と同様、イスラムチックな建物です。
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パティオの脇には復元されたキッチン。こじんまりとしてカワイらしい雰囲気でした。
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2階の廊下から見たパティオの様子。ところどころにあしらわれたタイルがスペインらしいです。
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美術館の各部屋には16~17世紀の作品が展示されています。暖炉のある部屋は書斎です。
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置かれている家具も、エル・グレコ時代の調度品が置かれています。
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ズラーっと肖像画が並んでいる部屋。
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本棚には古い本がたくさんありました。中身を見たかったな、、、大きな絵は「トレドの情景」です。
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噴水の音が響く広い庭園は、長閑で居心地がよかったです。
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再現された家は大きな2階建です。
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ちなみに、美術館受付の裏に洞窟を見かけました。Infoには「洞窟」としか載ってなかったので、詳しくは何かわかりません、、、
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狭い石畳の路地などをくぐり抜け、次の目的地へ。
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サンタ・マリア・ラ・ブランカ - Sinagoga de Santa Maria la Blanca -
13世紀初頭に建造されたムデハル様式のシナゴーク(ユダヤ教の礼拝所兼学校)。
わかりにくい場所にあり、見つけた時はガッツポーズをしそうになりました。
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中には24本の八角形の列柱が並んでいます。14世紀にキリスト教の聖堂になった時には、奥に祭壇が設けられていました。
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天井には繊細な装飾が残っています。
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14世紀に起きたユダヤ人追放令が発せられた後、紆余曲折の果てに19世紀後半の修復で今の姿に戻りました。
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食事
歩きまわり、帰りの電車まで時間がなくなったので、目に付いたバルでピンチョスをつまむことに。
右から・ホクホクで美味しかったスペインオムレツ
    ・ビネガーに漬けたカタクチイワシのピンチョス
    ・野菜やパスタをマヨネーズ和えたものをパプリカに詰めたピンチョス
    ・少し塩辛かったスモークサーモンのピンチョス。
どれも、具が山盛りで下にあるパンが見えないほど。ピンチョス、私には美味し過ぎます♡
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中世の面影が色濃く残る城塞都市は、歩いているだけでタイムスリップしたような街でした。マドリードからも近いので、また訪れたい街の一つに追加しました。

次は、バルセロナでリベンジです。

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トレド <前半> (カスティーリャ=ラ・マンチャ州) [スペイン]

Toledo
560年に西ゴート王国の首都になりスペイン・カトリックの聖都、トレド。
マドリッドから約70km南に位置し、15世紀までは政治・経済・文化の重要な拠点でした。

アトーチャ駅からトレド駅までノンストップで約30分の電車で向かいました。
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あっと言う間にトレド駅に到着。構内はイスラムチックな内装です。
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美しい駅から旧市街までは、徒歩で約20分、バスで10分ほど。
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旧市街は天然の城塞都市と言われるほど、入り組んだ道の高台にそびえ建っています。
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タホ川には地震や台風が起きる国の者として少しドキドキする場所に家があったりします。
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トレドにキターーーという景色。
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遠くから眺めているだけでウットリする街です。
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旧市街の中は通りが狭いため、バスの乗り入れはアルカサバ前までです。
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街の中心、ソコドベール広場前の建物。
「ドン・キ・ホーテ」の作家であるミゲル・デ・セルバンテスの像がキリッと立っています。
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旧市街の通りは、私好みの狭くて坂が続く道♪
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カテドラル - Catedral -
スペイン・カトリックの総本山で、大司教座のある街にふさわしい大聖堂を建立しようと1226年に着工し、1493年に主要部が成したスペイン・ゴシック様式。
内部は5廊式で22の礼拝堂があります。
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金色の鉄柵で囲まれた中央礼拝堂の祭壇。
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柵の一番高い所にキリストが飾られていて、その柵もとてもステキな装飾でした。
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レタベル
祭壇の後方にある、つい立のこと。キリストの生涯の20場面が木彫りで描かれ色付けされていて、彫刻はヨーロッパ各地の芸術家27人の共同制作だそうです。この裏に、このカテドラルの見どころであるトランスパレンテがあります。
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トランスパレンテ
祭壇の聖櫃に光が当たらないということで、つい立に穴を空けて光を取りこむ際に、つい立裏にバロック調で施された天使が飛躍する彫刻と、、、
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さらに礼拝堂に外光を取り入れるため、外壁に大きな明り取りの穴が空けられました。23.jpg
ナルシソ・トメ作で、意味は透明というトランスパレンテ。大理石製の「最後の晩餐」があります。
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大聖堂内で、一番見応えがありました。

高位聖職者が祈りを捧げる祈祷席。左奥が17世紀のパイプオルガンです。
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鷲の聖書台。
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ところどころにイスラム征服時代のモサラベ建築が混ざっています。
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今にも飛び出てきそうな壁や大きな絵が描かれた壁など、見るところがたくさんありキョロキョロしてしまいます。
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聖具室
聖杯や祭衣などが保管されている部屋。
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歴史を感じるものが数々展示されています。
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絵画も多く、エル・グレコ作の「聖衣剥奪」も。
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こちらの天井も形から凝っています。見上げなければ気付かない部分まで装飾で埋まっているところがステキです。
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年季を感じる王冠や、扉付きの鏡。
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聖体顕示台は年一回の聖体祭に外に持ち出され、行列をつくって2時間ほどトレドの町を歩くそうです。
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トレドのカテドラルは、私が見てきた大聖堂の中でも上位に入る、ステキな聖堂でした。
(もちろん1位はヴァチカンです^^)

次のトレド後半は、大聖堂にもあったエル・グレコのお家がメインです。

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マドリッド - 食い倒れ (マドリード州) [スペイン]

Madrid - Mercado -
マドリッドでリピートしたくなった市場と、お買いものエリアがsol駅周辺にあります。
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プエルタ・デル・ソル - Puerta del Sol -
太陽が昇る方向に門が設置されたことから「太陽の門」と名付けられた広場。待ち合わせ場所になっていたり、年末のカウントダウンに使われていたり、いつも人で賑わっている広場です。
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市内移動の中心にもなる広場には、マドリッドの紋章である熊と山桃の像があります。
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カルロス3世の騎馬像。その後ろの通りを入ってすぐエル・コングレスという百貨店があります。
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目的地はマヨール広場もある左の道へ、徒歩5分ほどで到着します。
ちなみに右の道を進むと10分前後で王宮へたどり着きます。
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サン・ミゲル市場 - Mercado de San Miguel -
ここが食い倒れるための目的地です。
1916年から始まった食料品の市場が、2009年にBAR付きでリニューアルオープンしました。
新しくなった市場は、ヨーロッパ各地にあるそれとは違い、綺麗でお洒落な佇まいです。
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通常、市場と言うといろいろな専門店で商品が販売され、朝早くから開いて昼過ぎには閉まるというイメージですが、ここは購入したものがその場で食べれるスペースがあり、夜まで開いているところが魅力です。

果物屋
カットフルーツの詰め合わせや、好きな果物を混ぜて飲めるミックスジュース売り場があります。
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乾燥豚肉屋
いろんな味のサラミがたくさん並んでいて悩みますが、やはり一番は、、、
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生ハムの量り売り~~~(≧▽≦)☆
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魚介屋
オイスターやムール貝など、魚介好きにはたまりません。
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大きなエビのカクテルも♪
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魚屋さんに隣接したピンチョス屋
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ピクルス専門店
こんなにいろいろあるなんて、ピクルス好きにはたまりません☆
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生パスタ専門店
乾燥ではなく生というところがポイントです。買って帰って料理したかったです。
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豆屋
2~3種は見てわかりましたが、ほとんどは何の豆か、、、
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スイーツ屋
マカロンにエクレアにパイに。。。いくら胃袋があっても足りなさそうです(^-^)
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ヨーグルト屋
プレーンもあれば、フルーツジャムが入っているものまで。
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食べたいものを購入したら、市場の真ん中にあるカウンターで食べることができます。
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食べ歩きながら、いろいろ悩みましたが、たくさんは持てないのでとりあえず2皿選びました。

ピンチョス
魚介モノのピンチョスをゲット。スペイン各地、どこで食べても味付けは濃い目ですが、新鮮で美味しくお酒に合うと思います。
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使い捨ての紙皿もオシャレです。

ピクルス3種
ピクルス専門店を見つけた瞬間、即買い。
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その他、チーズ専門店やワイン専門店もありましたが、酔っ払いが騒いでいたので素通り^^;

〆をリゾット専門店でゲットしようと思っていたのですが、立ち食いしたハムやカットフルーツなどもあり、お腹がパンパンに。最後は果物屋でミックスジュースをテイクアウトして市場を出ました。
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サン・ミゲル市場は食べたいものを少しずつが叶う場所です。次回マドリッドへ行く時も漏れなく使いたいと思います。

次は、トレドです。

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マドリッド - 街歩き (マドリード州) [スペイン]

Madrid
9世紀後半に小さな集落から始まったスペインの首都、マドリッド。
スペインを周遊する玄関口として利用する中で、個人的にマドリッドで好きな場所を載せたいと思います。
アトーチャ駅 - Estacion de Atocha -
スペイン各地へ移動する拠点となるアトーチャ駅。行き先によって入口が1階or2階に分かれている大きな駅で、植物園並みの緑が茂っている場所も。駅構内は撮影禁止なので外観を。
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プラド美術館 - Museo del Prado -
18世紀にスペイン王家の美術コレクションをメインに国立美術館として開館。絵画だけでもかなりの量があるので、落ち着いて観賞するには一日では足りないほど魅力が詰まった美術館です。
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中にはスペイン画家のフランシスコ・デ・ゴヤやディエゴ・ベラスケス、エル・グレコ、その他ボッシュやルーベンスの作品が多数あります。

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ゴヤの像を目にすると、プラド美術館にキターという実感が沸きます。

美術館内も撮影禁止のため、休憩したプラドカフェ。
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絵画に夢中で気が付くと足が棒に。倒れこむようにカフェに辿りつき、しばらく放心状態に^^;

サン・ヘロニモス・エル・レアル教会 - San Jeronimos el Real -
プラド美術館の真横にあり、美術館の入口の一つヘロニモス門の名称にもなっている教会は、15世紀に建てられ19世紀に大幅に修復。
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プラド美術館に気を取られて横眼にしがちなこの小さな教会は、織田信長時代の天正遣欧少年使節が1584年にスペイン国王フェリペ2世から謁見を受けた場所で、実は日本人にとっても歴史上馴染みのある教会だったりします。
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マヨール広場 - Plaza Mayor -
1619年に完成したこの広場は、4階建の建物に囲まれていて、広場のど真ん中にはフェリペ3世の騎馬像があります。
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かつては王家の儀式や闘牛、いろんなお祭、宗教裁判の焚刑なども行われていた広場は、今はカフェなどがあるマッタリスペースです。
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広場内で、スリムなミッキーを発見( ・ ヮ ・ )
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サンタ・マリア・ラ・レアル・デ・ラ・アルムデナ大聖堂
   - Santa María la Real de La Almudena -
建設計画は16世紀から始まり18世紀になっても着工されず、1993年にようやく完成。ゴシック・リヴァイヴァル建築の聖堂です。
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重たそうな扉が印象的でした。
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アルムデナの聖母に捧げる祭壇は、他のヨーロッパの聖堂と少し異なりカラフルで独特な装飾があったりします。
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天井は絵ではなく、一つ一つ変わった模様が描かれていてジッと見てしまいます。
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一つだけ、階段で上っていくという珍しい祭壇があります。
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間近に来て、いろいろと描かれた小さな絵が組み合わさっていることに気付きます。
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白い壁に反射するステンドガラスが綺麗です。
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王宮 - Palacio Real -
17世紀に焼失したハプスブルク王家の宮殿跡に1764年に建設。2,700を超える部屋があるそうです、、、
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王宮の北側。
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サバティーニ庭園 - Jardines de Sabatini -
王宮の北側にあり、建築家サバティーニにちなんだ庭園。
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大きな木々を通りぬけると噴水があったりし、和める場所です。
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オペラ駅に近いオリエンテ広場には、マヨール広場にあるフェリペ3世の息子、フェリペ4世の騎馬像があります。
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主要観光箇所はほとんど歩いて周れるマドリード。大都市なのもあり、食べ歩きやお買い物が楽しい街です。

次は、マドリッドで食い倒れです。

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バルセロナ - アントニ・ガウディ三昧 (カタルーニャ州) [スペイン]

Antoni Plàcid Guillem Gaudí i Cornet
数々の作品がユネスコ世界遺産に登録されている建築家、アントニ・ガウディ。
彼の称賛された作品(+スペイン料理)を堪能するため、バルセロナに向かいました。

サグラダ・ファミリア - Sagrada Familia -
民間のカトリック団体が、贖罪教会として建設を計画。1882年3月19日に建築家のフランシスコ・ビリャールがネオ・ゴシック様式で着工したましたが翌年に辞任、そこでガウディが引き継ぎました。ガウディが完成させたのは、地下聖堂と東ファザード。 全体の完成は2200~2300年予定。地下聖堂にはガウディ氏の遺体が埋葬されています。

外観
<左> イエスの受難を表す西ファザード(渡り廊下みたいなところに、何かが座っています。。。)
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<右> イエスの誕生を表す東ファザード。

入口
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      - 西ファザードの入口 -               - 解読してみたくなる扉 -

1階
<左> 日が差し込んで素敵な色を放つステンドグラス。
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<右> 黒い何かがいるんです・・・

鐘楼は西・東・南の各ファザードに4本ずつ建ち、高さは100m以上。12使徒に捧げられています。
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         - 鐘楼の中 -                  - 鐘楼からの景色 -

空に向かって勢いよく建つ鐘楼
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<左> 入口から見上げた時にかすかに見えたオブジェが、間近で見れました。
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<右> ひとつひとつの鐘楼には、いろいろ文字や人が刻まれています。

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        - 教会の外観 -               - 思ってた以上に高い鐘楼 -

グエル公園 - Park Guell -
イギリス風の田園都市を造ろうという構想から1900年に着手。後に、資金不足で1914年に公園として完成。2戸だけ完成した住宅の一つは、かつてのガウディの住居、もう一つはカウディ博物館になっています。

入口
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階段上のドーリス式列柱廊は、住民のための市場として作られました。

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        - 市場の天井 -                - 市場の上のギリシャ劇場 -

階段中央にある世界一有名なトカゲは、つねに観光客に囲まれています。
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「ギリシャ劇場」という広場は、タイルのベンチで囲まれていてバルセロナが一望できます。
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いたるところがアートです。
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カサ・バトリョ - Casa Batllo -
1870年に建設された建物を1904-1906年にガウディが改装。一説には建物のテーマは「海」、正面が海面、内部が海底として造られていると言われていたりします。
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2階の室内
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エレベーター前の通路の反対側は吹き抜けになっています。
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中庭と屋上の下の階。
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屋上
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建物のテーマが「海」と言われるのも納得の装飾でした。

カサ・ミラ - Casa Mila -
1905-1907年に邸宅として建築。ガゥディが海辺の避暑地シッチェスで恋をした女性に「いつか地中海の美しさを建築で表現してみせる」と約束したことを実現したとも言われている、男前な逸話が見え隠れする建物です。

住人がいない部屋を一般開放
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模型
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地下1階、地上6階に屋根裏部屋を持ち、各フロアに400㎡の住居が4戸入る高級アパートメントとして設計されました。

屋上
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オブジェは煙突と出入り口。

食事
バルセロネータ海岸の奥にあるオリンピック村は、地下鉄Ciutadella Vila Olimpica駅で下車し、公園を通り抜けたところにある海岸エリアで、いくつかのレストランがあります。夏は海岸沿いに日本でいう海の家のようなテントが建ち、バーなどに人が集まって騒いでいます。
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何度食べても美味しいハモン・セラーノ。付け合わせのパンは、パンにトマトとにんにくをこすりつけオリーブオイルをたらしたパン・コン・トマーテ(カタルーニャ名物)。たいていどのお店でも普通に出てきます。ただの貝のようなオイスターは、オイスター好きには物足りない一品でした。。。
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Arroz negro: イカスミのパエリア。あっさりして美味しかったです。
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世界遺産が詰まったバルセロナは歩いているだけで五感が揺るがされる街でした。

旅の参考文献
   
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イビサ島 (バレアレス諸島州) [スペイン]

Ibiza
サンゴ礁やポシドニアなど希少な海草、モンクアザラシも棲息している、イビサ島。
10年前に島全体が世界自然遺産に登録されました。16世紀の城壁跡が残る旧市街や美しいビーチが島のいたるところにあります。

船好きなので、船で移動できるときはルンルン♪です。
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とりあえずバールでカプチーノを購入し、地中海を眺めながらホッと一息。
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地中海も碧しです。

イビサ港の入口
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港のある旧市街に入港
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IBIZA TOWN
空港へも近いイビサタウンは、港を囲うようにレストランやカフェ・お土産物店が並んでいます。
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港からカテドラルの麓までも、レストランやお土産物で密集しています。
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イビサ島はクラブの聖地でもあり、街中でたくさんの看板やチラシを目にしたり、クラブ専用の"DISCO BUS"が夜通し走っていたりします。
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★メジャーなクラブはコチラ: AMNESIAPACHASPACEPRIVILEGEEL DIVINO

ホテル周辺
ビーチ沿いにホテルとレストランが建ち並び、ハイシーズンは深夜まで賑わっています。海岸エリアは、ズラーーーっとホテルやコンドミニアムが立ち並んでいますが、ほぼ満室状態です。
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いたるところで優雅な時間が流れています。
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カテドラル
古い城壁をくぐり抜けると住宅街になり、その中をカテドラルまでの道が延びています。
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一般道はコンクリート、カテドラルへの道は古い石畳。
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カテドラルが建つ頂上まで上ると、旧市街の見晴らしがよかったです。
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カテドラル内は、シンプル上品な感じで、小さくもレトロ感のあるパイプオルガンがありました。
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左>カテドラル左側の景色: 港です
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右>カテドラル右側の景色: 海外沿いに並ぶホテルエリアが一望できます

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                   - 船上からみた旧市街 -

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                      - 旧市街の夜景 -

猫のいる風景
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食事
Seafood special: 魚介のグリル盛りモリ。素材は新鮮で、オリーブオイル・塩・ガーリックのシンプルな味付けです。イビサでは、どこで食べてもパンの付け合わせにバターではなく"Salsa alioli"(ガーリックソース)が付いてきて、これがたまらなく美味しかったです。材料はオリーブオイルと潰したニンニク、レモン、塩といった簡単なソース。見た目は真っ白なマヨネーズですが、ニッチなソースなのか日本ではまだ見かけてません。。。
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イビサは海を眺めながら、のんびーりマッターリと時間を気にせず過ごすリゾート地で、楽園と言われているのも納得の島です。近隣にあるフォルメンテーラ島までは日帰りのツアーも出ています。

旅の参考文献
   
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ソーイェル - マヨルカ島 - (バレアレス諸島州) [スペイン]

Soller
マヨルカ島の西部トラムンタナ山脈の谷間にある、ソーイェル。
パルマ・デ・マヨルカから、人気のあるソーイェル鉄道で50分のところにあります。

ソーイェル鉄道は1912年の開通、おおよそ100年前です。
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    - パルマ・デ・マヨルカのホーム -               - 列車は木造 -

もちろん冷房も扇風機もないため、暑い時は窓を全開にして扇子を扇ぐしかありません。
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        - レトロ感漂う車内 -           - 山の中を走り抜けるソーイェル鉄道 -

いくつものアーモンド畑を通り過ぎていきます。
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途中、10分間の停車があり、乗客のほとんどが展望台からの眺望を楽しんでいました。(帰路は停車がありません)

ソーイェルの町
オリーブやオレンジの畑に囲まれた小さな町で、町のいたるところで見かけます。細い道路が続き、車や電車が所狭しと行き交っています。
(乗車していた路面電車が車と接触事故をおこし、しばし足止めされたりすることもありました)
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カフェでアイスカプチーノをオーダーすると、生クリームがモリモリになって出てきます。
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狭い町中を、港まで走る路面電車がカフェすれすれに走り抜けます。
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Port de Soller
ソーイェルから路面電車で3km先にある港町、ポルト・デ・ソーイェル。
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小さなビーチを目の前に、路面電車を挟んでレストランや土産物店が並びます。
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                    - 海岸沿いを走る路面電車 -

レストランやカフェで港を眺めながらくつろげます。
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                   - ポルト・デ・ソーイェルのビーチ -
食事
イカのグリル: 港町のメニューは魚介が中心。イカ一杯が大きいので、食べ応えがありました。
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ソーイェルの楽しみは、ソーイェル鉄道と路面電車に乗ることでした。観光の中心はポルト・デ・ソーイェルで、路面電車は頻繁に出ていて、チケットは乗車してから購入します。港に近づくと海沿いを走るので、とても快適な眺めでした。

旅の参考文献
   
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パルマ・デ・マヨルカ - マヨルカ島 - (バレアレス諸島州) [スペイン]

Palma de Mallorca
ヨーロッパ屈指のリゾート地の一つであるマヨルカ島の南部に位置する、パルマ・デ・マヨルカ。
西地中海に浮かぶ5つの島からなるバレアレス諸島の州都であり、島の中心地でもあります。マドリードからは飛行機で1時間、ソン・サン・フアン空港から旧市街まではバスで約20分です。

パルマ市内
旧市街は、商店やレストランなどが集まっていて、ウィンドウショッピングに向いてます。
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                      - スペイン広場 -

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スペイン広場から市庁舎までは洋服店が多く並んでいます。

オープンカフェがあるマジョール広場を抜けて南下すると市庁舎があります。
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市庁舎からさらに南下するとカテドラルが見えてきます。
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                       - 市庁舎 -
カテドラル - Catedral -
ハイメ1世によって1230年に着工、1601年に大聖堂が完成。
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中にはカウディによる天蓋飾りがあります。
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宝物館もあり、たくさんの宝物が展示されています。

1kmほど離れた海岸通りからは、カテドラルのライトアップが綺麗に見えます。
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アルムダイナ宮殿 - Palau de I'Almudaina -
14~15世紀にかけてモーロ人の要塞だった建物が、マヨルカ王によって宮殿に修復されました。現在は、国王の公邸の一つです。
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フランドルのタペストリーや絵画が飾られた部屋や、ロマネスク様式の礼拝堂が見学できます。
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ベルベル城 - Castell de Bellver -
マヨルカ王の夏の離宮だったベルベル城。20世紀初頭までは監獄として使われいました。パルマの町が一望できる小高い丘の上にあります。
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                   - 船の上から見たベルベル城 -

ベルベル城は、真上からみるとドーナツ形になっています。
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                  - ベルベル城から見たパルマ市内 -
食事
Ensaimada: バレアレス特産のエンサイマダは、渦状に巻いたパンにママレードが挟まっていて上から粉砂糖がふんだんにまぶされています。その他、チョコレートやクリーム入りもアリ。
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マヨルカ産が一番と聞き、購入してみました。お店はForn Fondo。ジョアン カルロス1世広場の近くにあります。

Paella valenciana: スペインに来たら、まずは基本のバレンシア風パエリアをオーダー。
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海岸通りにあり、窓からはカテドラルも見えるお店 sa Cranca
パエリアを始め、魚介スープもサングリアも何を食べても美味しく、スタッフの対応も良かったです。

パルマ・デ・マヨルカは、一日あればゆっくり観光できる街です。バスで20分も走ればビーチもあり、ビーチエリアにもホテルが建ち並んでいます。地下鉄がないぶん、バスの路線が充実していてフットワークも軽く移動ができました。

旅の参考文献
   
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