リガ（バルト三国）

■ Riga
バルト海の真珠と讃えられていて旧市街が世界遺産に登録されている、リガ。
ポーランド・リトアニア共和国やスウェーデン王国の支配、ロシア領やドイツ領を経て1991年に独立した経緯より、旧市街の街並みは中世の面影が多く残っていました。

バスターミナルから旧市街へは大通りを抜けてすぐ。大通りの下には歩行者専用の地下通路があって、両脇の壁はコミックが描かれていました。


他の国の旧市街とは違い、道幅が広いのが印象的なリガ。


カフェやレストランが多いリーヴ広場。


カラフルな旧市街は、半日あれば周れる広さです。


リガの住人が外国人と接することを禁止されていた時代のぶ厚い城壁。


1698年にスウェーデン軍兵舎の前に建設されたスウェーデン門。リガの女性がスウェーデン兵と恋に落ち、この門で会っていた事が発覚し、この壁に埋め込まれて処刑されたという説も、、、


城壁沿いにあったリガ側の通り。


高い建物の上には見上げないと気付かない像があったり。


こちらは有名な1909年建設の猫の家。


● リガ大聖堂 - Rīgas Doms -
1211年建設。ロマネスク建築、バロック建築などの建築様式が混在していて、現在の姿は18世紀後半のもの。


大聖堂の中はシンプルでした。


美しかったステンドグラス。


中庭を囲うように色々な年季の入ったものが展示されていました。


たくさんの大砲。


直径1m以上ある時計盤。


リガのシンボル的存在の雄鶏。


ダウガバ川のほとりにあった船乗りの守護聖人、クリストファー像のレプリカ。
　　　　

● 聖ペテロ教会 - Sv. Pētera baznīca -
15世紀初頭建設。倒壊、火災、爆撃、落雷炎上と再建を繰り返した教会。


教会の脇に建つブレーメンの音楽隊は姉妹都市でもあるブレーメンから寄贈された銅像。


聖ペテロ教会は密集した建物の中にあるので、全容を写真に収めづらかったです。
　　　　

教会の中は煉瓦造りで落ち着いた雰囲気でした。


木製の塔の模型。
　　　　

ここにも雄鶏。
　　　　

地上72メートルにある塔から大聖堂方面。


駅方面。画像真ん中から下が旧市街です。


ブラックヘッドハウス
独身男性のギルドメンバーのためのパーティホール。


待ち合わせ場所として使われるライマ時計。渋谷で言うハチ公的存在。


ラトビア独立戦争の犠牲者に捧げられた「自由の記念碑」。


運河もある大きな公園。


ユーゲントシュティール建築群
１９世紀末期〜２０世紀初頭にソ連の支配下に入り、最先端建築技術として用いられた建築。フランス語で言うとアールヌーヴォー建築。


色合いも綺麗です。


見応えがありました。


とても独特でした。


旧市街に戻って街を散策。


壁には絵が描かれていることが多かったです。


旧市街には大きなショッピングモールもあり、スーパーも入っていました。


〇 食事
地下にある中世を模したレストラン。


まずは付け合わせのパンと飲み物。


パイ包みのスープ。


18世紀のレシピを再現した肉料理。


カラフルな建物が連なるという意味ではタリンと同じですが、空気感は異なった旧市街だったリガ。料理も美味しかったですが、物価と反してレストランは高く感じました。

次は、リトアニアの十字架の丘です。

■ 旅の参考文献

タグ：ヨーロッパ リガ ラトビア 観光 バルト三国 海外旅行