徳寿宮の紅葉と新沙洞 (ソウル) [韓国]
■ 徳寿宮
1590年の朝鮮王朝時代に王族が住む邸宅として建てられ長寿を願う意味がある、徳寿宮。
正門(大漢門)では、 景福宮 と同様に、守門将交代儀式の再現が行われています。
徳寿宮の守門将交代儀式は、黄色い衣装の楽器隊の行進で太鼓が鳴り響いていました。
こちらの門の内側も、邪気を払って幸運を招く、聖なる色の装飾が施されています。
門をくぐると、外の雑踏とは正反対の空間が広がっていました。
韓国民に敬愛されているハングルの父、世宗大王。10,000ウォン紙幣の顔でもあります。
紅葉もこれで見おさめです。
咸寧殿
王の寝室。咸寧殿は、高宗が国の平和を願って付けた名前だそうです。
聖なる色の装飾が色褪せているのに、歴史を感じました。
構内は、鳥の鳴き声が響いていました。
静観軒
西洋文化の影響が強く出ている外観で、高宗(王)が宴会を行ったり、くつろいだりした建物。
建物の裏にはロシア公館への秘密の近道が今でも残っているそうです。
徳寿宮は高いビルに囲まれた街中にあります。
朝鮮時代には、時間を知らせる役割だった鐘。その右側には、自撃漏と言われる水時計の一部(真鍮と円筒)があります。
紅葉と壁が古風な空間をかもし出していました。
トルダムキル(徳寿宮の石垣道)
徳寿宮の脇にある通りで、紅葉の時期に訪れると真っ黄色な通りです。
すでにイチョウの葉が散った後でしたが、石畳が見えなくなるほど黄色になります。
潰れているように見える風のアート。
朝鮮王朝時代に建てられた韓国初の教会「貞洞第一教会」がある通りもイチョウが連なります。
■ 新沙洞
カンケジャンのお店が集まるエリアとして有名で江南方面に位置する、新沙洞 。
最近はカロスキルと呼ばれる通りが、狎鴎亭よりオシャレづいてるとしてフォーカスされています。
新沙駅から徒歩5分ほどでカロスキル(街路樹通り)に着きます。
洋服店やカフェが通りに点在しています。
坂の無い代官山みたいな雰囲気がありました。ただ歩くだけでも時間が潰せる通りです。
休憩は路地の一角にあるカップケーキのお店「GoodOvening」。
カロスキルの紹介で、たいていのガイドブックに掲載されているお店です。
カラフルなカップケーキが陳列。カップケーキもドリンクも、ALL4,500ウォン(¥360ほど)。
チョイスしたのは。。。
English Tea Party: プレーンのカップケーキにカプチーノ味の生クリームがのっているタイプ
Peanut Pumpkin: パンプキンがベースのカップケーキにバタークリームとマシュマロがのっているタイプ
色が色だけに味が想像できませんでしたが、思っていたより甘くなく美味しかったです☆
○ 食事
カンジャンケジャン: ソウルに来たら食べておきたい渡り蟹の醤油漬。蟹味噌がたまらない!
活タコ: お皿の上でも口の中でもニョロニョロ動いていました。止まったと思っても、お箸で挟もうとすると動きだすんですよね・・・
行ったお店 「プロカンケジャン」 は今年の夏に赤坂にお店をOPEN!
寒くなり始めると、なぜか行きたくなるソウル。体を温める伝統茶やお鍋、日本より安価なレザー製品など、温かいづくしが多いからでしょうか(^^ゞ
今回は、食べてるか観光してるかで週末が過ぎ、土日をフルに活用できたプチ旅行でした。
次からは、後回しになっていた南イタリアに戻ります。
■ 旅の参考文献
1590年の朝鮮王朝時代に王族が住む邸宅として建てられ長寿を願う意味がある、徳寿宮。
正門(大漢門)では、 景福宮 と同様に、守門将交代儀式の再現が行われています。
徳寿宮の守門将交代儀式は、黄色い衣装の楽器隊の行進で太鼓が鳴り響いていました。
こちらの門の内側も、邪気を払って幸運を招く、聖なる色の装飾が施されています。
門をくぐると、外の雑踏とは正反対の空間が広がっていました。
韓国民に敬愛されているハングルの父、世宗大王。10,000ウォン紙幣の顔でもあります。
紅葉もこれで見おさめです。
咸寧殿
王の寝室。咸寧殿は、高宗が国の平和を願って付けた名前だそうです。
聖なる色の装飾が色褪せているのに、歴史を感じました。
構内は、鳥の鳴き声が響いていました。
静観軒
西洋文化の影響が強く出ている外観で、高宗(王)が宴会を行ったり、くつろいだりした建物。
建物の裏にはロシア公館への秘密の近道が今でも残っているそうです。
徳寿宮は高いビルに囲まれた街中にあります。
朝鮮時代には、時間を知らせる役割だった鐘。その右側には、自撃漏と言われる水時計の一部(真鍮と円筒)があります。
紅葉と壁が古風な空間をかもし出していました。
トルダムキル(徳寿宮の石垣道)
徳寿宮の脇にある通りで、紅葉の時期に訪れると真っ黄色な通りです。
すでにイチョウの葉が散った後でしたが、石畳が見えなくなるほど黄色になります。
潰れているように見える風のアート。
朝鮮王朝時代に建てられた韓国初の教会「貞洞第一教会」がある通りもイチョウが連なります。
■ 新沙洞
カンケジャンのお店が集まるエリアとして有名で江南方面に位置する、新沙洞 。
最近はカロスキルと呼ばれる通りが、狎鴎亭よりオシャレづいてるとしてフォーカスされています。
新沙駅から徒歩5分ほどでカロスキル(街路樹通り)に着きます。
洋服店やカフェが通りに点在しています。
坂の無い代官山みたいな雰囲気がありました。ただ歩くだけでも時間が潰せる通りです。
休憩は路地の一角にあるカップケーキのお店「GoodOvening」。
カロスキルの紹介で、たいていのガイドブックに掲載されているお店です。
カラフルなカップケーキが陳列。カップケーキもドリンクも、ALL4,500ウォン(¥360ほど)。
チョイスしたのは。。。
English Tea Party: プレーンのカップケーキにカプチーノ味の生クリームがのっているタイプ
Peanut Pumpkin: パンプキンがベースのカップケーキにバタークリームとマシュマロがのっているタイプ
色が色だけに味が想像できませんでしたが、思っていたより甘くなく美味しかったです☆
○ 食事
カンジャンケジャン: ソウルに来たら食べておきたい渡り蟹の醤油漬。蟹味噌がたまらない!
活タコ: お皿の上でも口の中でもニョロニョロ動いていました。止まったと思っても、お箸で挟もうとすると動きだすんですよね・・・
行ったお店 「プロカンケジャン」 は今年の夏に赤坂にお店をOPEN!
寒くなり始めると、なぜか行きたくなるソウル。体を温める伝統茶やお鍋、日本より安価なレザー製品など、温かいづくしが多いからでしょうか(^^ゞ
今回は、食べてるか観光してるかで週末が過ぎ、土日をフルに活用できたプチ旅行でした。
次からは、後回しになっていた南イタリアに戻ります。
■ 旅の参考文献
北村と三清洞の紅葉 (ソウル) [韓国]
■ 北村
朝鮮王朝時代に文官や武官・両班など上流階級の住居エリアだった、北村。
現在は当時の雰囲気を感じさせる風情ある伝統的な家屋が、急斜面に建ち並んでいます。
安国駅から歩くこと10分。これでもかというほど上り坂をグングン上がります。
韓屋地区でのメインストリート。住宅街とは思えない賑わいです。
壁には、景福宮でみかけた文様もチラホラ見かけました。
高台を上りきるまで坂道が淡々と続きます。
韓屋は、床下で火を焚き、その熱で底全体を暖める韓国ならではのオンドルが取り入れられているため床が地面より高く、温度が逃げないように部屋の作りは小さくなっているのが特徴です。
急斜面に建っているので、たいていの玄関は階段の上にあります。
アートギャラリー併設の韓屋カフェ「Gallely MIUM」。
古風な町並みの向こうには、近代的な高層ビルが見えます。
ボールを転がすと、どこまで落ちていくか試したくなるほどの坂続きなエリアです。
北村東洋文化博物館。館長が創作した龍の壁。
北村から眺める三清洞通り。
目白通り並みにイチョウの木が並んでいました。
韓屋を真上からみると、四角い作りに中庭があることが分かります。
韓屋と韓屋の間の急で狭い階段を下りて三清洞へ急降下。
■ 三清洞
山・水・人心が清らかなので三清という地名がついたという説がある、三清洞 。
清いづくしのこのエリアは、週末は人で賑わう三清洞通りがメインストリートで、カフェや・雑貨屋などが点在しています。
三清洞通りでも多くの韓屋を見かけました。
東京で言うと外苑界隈、関西で言うと京都の北山っぽいというところでしょうか。
人が絶えない通りです。
三清洞通りから見た、高台にある北村方面。
秋に訪れるなら、色づくイチョウを眺めれるカフェがお勧めです。
左> イチョウ並木が続く通り 右> 中庭のある韓屋カフェのお店
暗くなった頃、ライトに照らされるイチョウは光っているようでした。
○ 韓スイーツ
創業1976年。ハングルでも長い店名は『ソウルで2番目に美味しいお店』というお店。
数種類の伝統茶と、あるスイーツが目的で行列になっています。
お店の外から窓を覗き見ると、目的のスイーツを作っている様子が見えました。行列の先は・・・
お汁粉☆
ドローッとしいていて、お汁というよりは、ゆるい餡という感じでした。お餅と栗、豆、銀杏が入っています。シナモンがかかっているところが和風汁粉との大きな違いです。
味は甘過ぎずサッパリなので、ペロッっと完食。お茶はコーン茶。
次は週末ソウルの最終、「徳寿宮の紅葉と新沙洞」です。
■ 旅の参考文献
朝鮮王朝時代に文官や武官・両班など上流階級の住居エリアだった、北村。
現在は当時の雰囲気を感じさせる風情ある伝統的な家屋が、急斜面に建ち並んでいます。
安国駅から歩くこと10分。これでもかというほど上り坂をグングン上がります。
韓屋地区でのメインストリート。住宅街とは思えない賑わいです。
壁には、景福宮でみかけた文様もチラホラ見かけました。
高台を上りきるまで坂道が淡々と続きます。
韓屋は、床下で火を焚き、その熱で底全体を暖める韓国ならではのオンドルが取り入れられているため床が地面より高く、温度が逃げないように部屋の作りは小さくなっているのが特徴です。
急斜面に建っているので、たいていの玄関は階段の上にあります。
アートギャラリー併設の韓屋カフェ「Gallely MIUM」。
古風な町並みの向こうには、近代的な高層ビルが見えます。
ボールを転がすと、どこまで落ちていくか試したくなるほどの坂続きなエリアです。
北村東洋文化博物館。館長が創作した龍の壁。
北村から眺める三清洞通り。
目白通り並みにイチョウの木が並んでいました。
韓屋を真上からみると、四角い作りに中庭があることが分かります。
韓屋と韓屋の間の急で狭い階段を下りて三清洞へ急降下。
■ 三清洞
山・水・人心が清らかなので三清という地名がついたという説がある、三清洞 。
清いづくしのこのエリアは、週末は人で賑わう三清洞通りがメインストリートで、カフェや・雑貨屋などが点在しています。
三清洞通りでも多くの韓屋を見かけました。
東京で言うと外苑界隈、関西で言うと京都の北山っぽいというところでしょうか。
人が絶えない通りです。
三清洞通りから見た、高台にある北村方面。
秋に訪れるなら、色づくイチョウを眺めれるカフェがお勧めです。
左> イチョウ並木が続く通り 右> 中庭のある韓屋カフェのお店
暗くなった頃、ライトに照らされるイチョウは光っているようでした。
○ 韓スイーツ
創業1976年。ハングルでも長い店名は『ソウルで2番目に美味しいお店』というお店。
数種類の伝統茶と、あるスイーツが目的で行列になっています。
お店の外から窓を覗き見ると、目的のスイーツを作っている様子が見えました。行列の先は・・・
お汁粉☆
ドローッとしいていて、お汁というよりは、ゆるい餡という感じでした。お餅と栗、豆、銀杏が入っています。シナモンがかかっているところが和風汁粉との大きな違いです。
味は甘過ぎずサッパリなので、ペロッっと完食。お茶はコーン茶。
次は週末ソウルの最終、「徳寿宮の紅葉と新沙洞」です。
■ 旅の参考文献
景福宮と紅葉 (ソウル) [韓国]
■ 景福宮
1394年の創建時は12万6千坪の敷地に200棟を超す建物があった朝鮮王朝の王宮、景福宮。
正殿まで3つの門をくぐるだけでも、その広大さを実感しました。
光化門
景福宮の正門として1395年に創建。1592年の文禄慶長の役で景福宮とともに焼失。2010年8月に高宗時代に書かれたのものがデジタルで復元されました。
守門将交代儀式
朝鮮時代、王宮には守門将庁が設置され、王宮の警備を管掌し大殿を護衛する軍隊の「禁軍」が警備を担当していました。守門将交代儀式は、王宮守備の儀式を再現したものです。
不審者には背中の矢が向けられたのでしょうか。600年前の妄想がいろいろと広がりました。
敷地内は外敵からの侵入を防ぐため、周囲は9つの壁で囲まれています。
興礼門
光化門の後方に建っている門。復元工事のすえ2000年に施工。
勤政門
勤政殿前の門。上の興礼門と似ていますが、手前に堀があります。
佇まいは和風と変わらない感じもしますが、屋根の内側は鮮やかです。
赤・黄・青・黒・白の5色からなる模様を多く見かけます。これは三国時代の古墳の装飾壁画から始まり、朝鮮王朝末期まで王宮・寺院だけに使われていたそうで、邪気をはらって幸運を招くための聖なる色だそうです。
ただ描いているのではなく、それぞれの意味を知ると見方が深まりました。
勤政殿
景福宮の正殿で、王の即位式や外交官の接待などが開かれた建物。
中央には玉座、その後ろには屏風。屏風には日月五峰図と言われる絵が描かれていて、朝鮮時代は王の後ろに必ず飾られていたそうです。新一万ウォン紙幣の絵柄にもなっているこの絵は、日(太陽)は王様、月は王妃、山・松・海など天地にあるいろいろなものは王様の繁栄を祈るという意味があるそうです。
壁だけでなく、柱や天井まで惜しみなく聖なる色が施されています。
日月五峰図の屏風を見かけたら、王に関わる場所だということがわかります。
王が日常的な業務を処理していた執務室。
建物の裏には日本では見ないオンドルの煙突。煙突は屋根の上だけのものではないんですね。
宗廟でも見た魔除けの雑像。光化門から始まり、いたる屋根で見かけます。
勤政殿界隈は、王と王妃が生活していた場所で、康寧殿と交泰殿は寝室。
敷地内はシンプルな佇まい。
壁が多いので、何度も同じような扉を入ったり出たりします。
遠目に見える塔は国立民俗博物館。
壁の外側にある屋根を支える柱にも装飾が施されているという芸の細かさ。
慶会樓
国の祝事に宴を行うために作られた楼閣。
派手な遊興が開かれ、王や高位に就いた者たちが快楽を追求する建物。
交泰殿
后が生活していた建物。小学生たちが韓服を着て課外授業らしきことをしていました。
交泰殿のオンドルの煙突には、幸福や不老長生を象徴する10種の事物(亀・鹿・鶴・松・竹・不老草・山・川・日・月)が描かれています。
母后が生活していた慈慶殿の煙突は、梅や菊などが描かれています。
交泰殿・慈慶殿界隈の壁は、ただ煉瓦が積まれているだけではなく、邪気をはらって福を求める祈りとして、ジグザグの紋や亀甲紋、菱形紋などの文様が施されています。
こちらの文様は、綺麗にまとまっていました。
この辺りも紅葉が色づいています。
モミジ発見。
モミジ以外も、まっ赤。
黄色も赤もこの時期にしか見れないので、見入ってしまいます。
一番奥にある建物は集玉斎一体。光化門から遠目に見えていた北岳山が近くになっていました。
乾清宮
1873年、高宗皇帝とその妃の皇后が暮らした場所。他の古宮の建築様式ではなく両班の家屋のように造られ、中国式レンガ作り、西洋式の建物なども取り入れられていました。一時は撤去されましたが2007年に元の姿に復元。
最近建てなおされただけに、住めそうなくらい綺麗です。
韓国版、映画村みたいでした。黒っぽい煉瓦の壁が新鮮です。
奥には景福宮を囲う壁。やっと端まで辿りつきました。乾清宮は柱や扉も木調のまま、壁の色も他の王宮内の建物とは違うので、独特な空気が流れています。
香遠亭
王と臣下が親睦を深めるために集まった場所。
周囲の紅葉も綺麗です。
鳥も紅葉観賞中。眺めが良さそうです。
○ 食事
白参より有効成分が多いと言われている紅参で作った紅高麗人参鶏参湯をチョイス。お財布を気にせずに紅参を食せるのも、ソウルの醍醐味です。
猫舌の私にはドキドキドキのグツグツグツです^^;
グツグツが落ち着きはじめると、コラーゲンが濃厚そうなスープの中に鶏と紅参が出現。
次は、韓屋が残る「北村と三清洞の紅葉」です。
■ 旅の参考文献
1394年の創建時は12万6千坪の敷地に200棟を超す建物があった朝鮮王朝の王宮、景福宮。
正殿まで3つの門をくぐるだけでも、その広大さを実感しました。
光化門
景福宮の正門として1395年に創建。1592年の文禄慶長の役で景福宮とともに焼失。2010年8月に高宗時代に書かれたのものがデジタルで復元されました。
守門将交代儀式
朝鮮時代、王宮には守門将庁が設置され、王宮の警備を管掌し大殿を護衛する軍隊の「禁軍」が警備を担当していました。守門将交代儀式は、王宮守備の儀式を再現したものです。
不審者には背中の矢が向けられたのでしょうか。600年前の妄想がいろいろと広がりました。
敷地内は外敵からの侵入を防ぐため、周囲は9つの壁で囲まれています。
興礼門
光化門の後方に建っている門。復元工事のすえ2000年に施工。
勤政門
勤政殿前の門。上の興礼門と似ていますが、手前に堀があります。
佇まいは和風と変わらない感じもしますが、屋根の内側は鮮やかです。
赤・黄・青・黒・白の5色からなる模様を多く見かけます。これは三国時代の古墳の装飾壁画から始まり、朝鮮王朝末期まで王宮・寺院だけに使われていたそうで、邪気をはらって幸運を招くための聖なる色だそうです。
ただ描いているのではなく、それぞれの意味を知ると見方が深まりました。
勤政殿
景福宮の正殿で、王の即位式や外交官の接待などが開かれた建物。
中央には玉座、その後ろには屏風。屏風には日月五峰図と言われる絵が描かれていて、朝鮮時代は王の後ろに必ず飾られていたそうです。新一万ウォン紙幣の絵柄にもなっているこの絵は、日(太陽)は王様、月は王妃、山・松・海など天地にあるいろいろなものは王様の繁栄を祈るという意味があるそうです。
壁だけでなく、柱や天井まで惜しみなく聖なる色が施されています。
日月五峰図の屏風を見かけたら、王に関わる場所だということがわかります。
王が日常的な業務を処理していた執務室。
建物の裏には日本では見ないオンドルの煙突。煙突は屋根の上だけのものではないんですね。
宗廟でも見た魔除けの雑像。光化門から始まり、いたる屋根で見かけます。
勤政殿界隈は、王と王妃が生活していた場所で、康寧殿と交泰殿は寝室。
敷地内はシンプルな佇まい。
壁が多いので、何度も同じような扉を入ったり出たりします。
遠目に見える塔は国立民俗博物館。
壁の外側にある屋根を支える柱にも装飾が施されているという芸の細かさ。
慶会樓
国の祝事に宴を行うために作られた楼閣。
派手な遊興が開かれ、王や高位に就いた者たちが快楽を追求する建物。
交泰殿
后が生活していた建物。小学生たちが韓服を着て課外授業らしきことをしていました。
交泰殿のオンドルの煙突には、幸福や不老長生を象徴する10種の事物(亀・鹿・鶴・松・竹・不老草・山・川・日・月)が描かれています。
母后が生活していた慈慶殿の煙突は、梅や菊などが描かれています。
交泰殿・慈慶殿界隈の壁は、ただ煉瓦が積まれているだけではなく、邪気をはらって福を求める祈りとして、ジグザグの紋や亀甲紋、菱形紋などの文様が施されています。
こちらの文様は、綺麗にまとまっていました。
この辺りも紅葉が色づいています。
モミジ発見。
モミジ以外も、まっ赤。
黄色も赤もこの時期にしか見れないので、見入ってしまいます。
一番奥にある建物は集玉斎一体。光化門から遠目に見えていた北岳山が近くになっていました。
乾清宮
1873年、高宗皇帝とその妃の皇后が暮らした場所。他の古宮の建築様式ではなく両班の家屋のように造られ、中国式レンガ作り、西洋式の建物なども取り入れられていました。一時は撤去されましたが2007年に元の姿に復元。
最近建てなおされただけに、住めそうなくらい綺麗です。
韓国版、映画村みたいでした。黒っぽい煉瓦の壁が新鮮です。
奥には景福宮を囲う壁。やっと端まで辿りつきました。乾清宮は柱や扉も木調のまま、壁の色も他の王宮内の建物とは違うので、独特な空気が流れています。
香遠亭
王と臣下が親睦を深めるために集まった場所。
周囲の紅葉も綺麗です。
鳥も紅葉観賞中。眺めが良さそうです。
○ 食事
白参より有効成分が多いと言われている紅参で作った紅高麗人参鶏参湯をチョイス。お財布を気にせずに紅参を食せるのも、ソウルの醍醐味です。
猫舌の私にはドキドキドキのグツグツグツです^^;
グツグツが落ち着きはじめると、コラーゲンが濃厚そうなスープの中に鶏と紅参が出現。
次は、韓屋が残る「北村と三清洞の紅葉」です。
■ 旅の参考文献
宗廟の紅葉と仁寺洞 (ソウル) [韓国]
■ 宗廟
朝鮮時代の歴代の王や死後に王とされた追尊王とその王妃たちの木牌を祀り続ける、宗廟。
朝鮮王朝の太祖となった李成桂がソウルに都を移した際に、これまで国教だった仏教に代えて、儒教を体系化した朱子学を基盤に官僚国家体制が敷かれました。
その際、王宮(景福宮)を中心に、東側に祖先を祀る宗廟が造られました。
観覧はガイドツアーのみ(韓・英・日・中)で60分ほど。
石碑には世界遺産であることが刻まれています。
宗廟は1395年建造で、祭礼を準備する空間と、歴代の王と王妃の神主を安置した空間の2つに分かれています。どちらの空間も独特で、ガイドのナレーションに聞き入ってしまいました。
ところどころに見られた3線に見える石道は、中央が祖先のための「神路」↑、右が「王」、左は「皇太子」が歩く道。
● 祭礼を準備する空間
望廟楼
ネーミングの通り、祭礼に訪れた王が宗廟を眺めながら休憩する場所。
香大庁
お香や神に告げる内容が書かれた祝文、紙でできた位牌、お供え物を保管していた倉庫。
斎宮
王や皇太子が祭祀前日に身と心を清める場所。
斎宮内に建物が3つあり、北側は王、東側は皇太子が滞在。西側は身を清めるための建物。
祭祀を行う7日前からは、王や祭官は飲酒歌舞が禁じられたそうです。食事もニンニクなどの香りの強いものはNGだったとか。
周囲は木々に覆われていて、空気が澄んでいます。
典祀庁への出口。
典祀庁
祭礼儀式で使用される供え物や祭器、運搬用具などを準備する場所。
四角い石の上で供え物が検査され、奥の小さな四角い石では、お肉にされる前の生きた鶏や豚などに石の周りを歩かせて、肉付きなど質の良し悪しをいろいろと吟味されていたとか。
● 歴代の王と王妃の神主を安置した空間
正殿
木造建築物としては世界最長で約100m。毎年5月の第一日曜日には朝鮮王族の末裔の男子が、儒教の伝統に従った儀式「宗廟祭礼」が執り行われています。
宗廟祭礼とは、神を迎える「迎神礼」、神に酒杯を捧げる「初献礼」、神を送る「送神礼」など八つの儀式から成り、それぞれに打楽器や管楽器で専用の音楽が演奏され、音楽に合わせて儀礼舞踏の「周舞」が舞い、「楽章」が歌われるそう。
正殿は、祀る神主が増えるにつれ東へ増築が繰り返され横長になっているのが特徴。
ユニークなのは、増築の度に正殿の正面に位置する階段や通路、門、これまで見学してきた東に位置する祭礼を準備する空間の建物などすべてが、東へ東へずらされていたことです。
神室が計19間あるので、柱は20本。増設の跡がわからないほどの統一感。
屋根には景福宮と同じく、西遊記の登場人物をモチーフにしたといわれている魔除けの像が飾られています。
永寧殿
第2代王である定宗の位牌を祀る別廟。
この辺りは紅葉だらけでした。
ほとんどの木は黄色に。
正殿楽工庁
「宗廟大祭」で演奏や舞いを披露する楽士達の待機場所。
ここから出口までは、紅葉三昧。
赤や黄色で染まっていました。
1000%赤。
橙や茶色など混じり気無しの赤か黄色。
赤になる前のひと時のオレンジも。
■ 仁寺洞
王宮や宗廟が作られた時代から両班の屋敷があった街、仁寺洞 。
メインストリートである仁寺洞ギルを中心に韓国の伝統茶が飲めるカフェが多く、それが飲みたくて訪れる場所です。その他、伝統菓子や伝統工芸のお店がたくさんあります。
レストランやカフェが集まる小道で、伝統茶が飲めそうなお店をチョイス。
スジョングァ(水正菓): 生姜、シナモン、干し柿、砂糖で作ったお茶に、松の実を浮かせて飲む伝統茶のひとつ。干し柿が丸ごと入っています(沈んで見えませんが・・・)。薬膳茶が飲める人なら美味しくいただける味で、シナモンが効いているので体が温まります。
(韓国では葉を煎じてない飲み物も、総称して「お茶」と言ってるようです。例 > 柚子茶など)
もち米やうるち米を使った韓菓といわれる餅菓子がお茶菓子として付いてくるお店も♪
趣のある家屋の中庭がカフェになっているお店も数軒あります。
体を温めたり、疲労回復効果があるという緑茶系のお茶。
効能を読み比べることに必死で、何茶を飲んだか覚えていませんが渋みがありました。
○ 食事
* * * * * * * * 宮中料理 * * * * * * * *
前菜: ミニ黒胡麻粥・サラダ・チャプチェ・お刺身から始まり
チヂミ: 韓国かぼちゃ・蓮根・牡蠣
七折坂: 牛肉、卵、五色(赤・黄・青・白・黒)に合わせた旬の野菜を細く切って炒め、真ん中のクレープに包んでマスタードソースに付けて食べます。
肉料理: プルコギ
肉料理: ポッサム。豚をキムチと白菜で巻いて食べます。
海鮮料理: 焼きアワビの下には銀杏
高麗人参の天麩羅: ハチミツがあったから食べれました・・・
神仙炉: 牛肉、白身魚、お豆腐、卵、大根、人参、クルミ、銀杏、松の実、椎茸などをお鍋に盛り、牛肉のスープを入れて煮たもの。ものすごくあっさりした味。
〆のご飯とチゲスープ: 全ての料理があっさりしているので残さず完食。
デザート: 梨とオレンジ
古都の名残が残るエリアで、風雅な景色を堪能し、伝統料理を満喫☆
次は、「景福宮と紅葉」です。
■ 旅の参考文献
朝鮮時代の歴代の王や死後に王とされた追尊王とその王妃たちの木牌を祀り続ける、宗廟。
朝鮮王朝の太祖となった李成桂がソウルに都を移した際に、これまで国教だった仏教に代えて、儒教を体系化した朱子学を基盤に官僚国家体制が敷かれました。
その際、王宮(景福宮)を中心に、東側に祖先を祀る宗廟が造られました。
観覧はガイドツアーのみ(韓・英・日・中)で60分ほど。
石碑には世界遺産であることが刻まれています。
宗廟は1395年建造で、祭礼を準備する空間と、歴代の王と王妃の神主を安置した空間の2つに分かれています。どちらの空間も独特で、ガイドのナレーションに聞き入ってしまいました。
ところどころに見られた3線に見える石道は、中央が祖先のための「神路」↑、右が「王」、左は「皇太子」が歩く道。
● 祭礼を準備する空間
望廟楼
ネーミングの通り、祭礼に訪れた王が宗廟を眺めながら休憩する場所。
香大庁
お香や神に告げる内容が書かれた祝文、紙でできた位牌、お供え物を保管していた倉庫。
斎宮
王や皇太子が祭祀前日に身と心を清める場所。
斎宮内に建物が3つあり、北側は王、東側は皇太子が滞在。西側は身を清めるための建物。
祭祀を行う7日前からは、王や祭官は飲酒歌舞が禁じられたそうです。食事もニンニクなどの香りの強いものはNGだったとか。
周囲は木々に覆われていて、空気が澄んでいます。
典祀庁への出口。
典祀庁
祭礼儀式で使用される供え物や祭器、運搬用具などを準備する場所。
四角い石の上で供え物が検査され、奥の小さな四角い石では、お肉にされる前の生きた鶏や豚などに石の周りを歩かせて、肉付きなど質の良し悪しをいろいろと吟味されていたとか。
● 歴代の王と王妃の神主を安置した空間
正殿
木造建築物としては世界最長で約100m。毎年5月の第一日曜日には朝鮮王族の末裔の男子が、儒教の伝統に従った儀式「宗廟祭礼」が執り行われています。
宗廟祭礼とは、神を迎える「迎神礼」、神に酒杯を捧げる「初献礼」、神を送る「送神礼」など八つの儀式から成り、それぞれに打楽器や管楽器で専用の音楽が演奏され、音楽に合わせて儀礼舞踏の「周舞」が舞い、「楽章」が歌われるそう。
正殿は、祀る神主が増えるにつれ東へ増築が繰り返され横長になっているのが特徴。
ユニークなのは、増築の度に正殿の正面に位置する階段や通路、門、これまで見学してきた東に位置する祭礼を準備する空間の建物などすべてが、東へ東へずらされていたことです。
神室が計19間あるので、柱は20本。増設の跡がわからないほどの統一感。
屋根には景福宮と同じく、西遊記の登場人物をモチーフにしたといわれている魔除けの像が飾られています。
永寧殿
第2代王である定宗の位牌を祀る別廟。
この辺りは紅葉だらけでした。
ほとんどの木は黄色に。
正殿楽工庁
「宗廟大祭」で演奏や舞いを披露する楽士達の待機場所。
ここから出口までは、紅葉三昧。
赤や黄色で染まっていました。
1000%赤。
橙や茶色など混じり気無しの赤か黄色。
赤になる前のひと時のオレンジも。
■ 仁寺洞
王宮や宗廟が作られた時代から両班の屋敷があった街、仁寺洞 。
メインストリートである仁寺洞ギルを中心に韓国の伝統茶が飲めるカフェが多く、それが飲みたくて訪れる場所です。その他、伝統菓子や伝統工芸のお店がたくさんあります。
レストランやカフェが集まる小道で、伝統茶が飲めそうなお店をチョイス。
スジョングァ(水正菓): 生姜、シナモン、干し柿、砂糖で作ったお茶に、松の実を浮かせて飲む伝統茶のひとつ。干し柿が丸ごと入っています(沈んで見えませんが・・・)。薬膳茶が飲める人なら美味しくいただける味で、シナモンが効いているので体が温まります。
(韓国では葉を煎じてない飲み物も、総称して「お茶」と言ってるようです。例 > 柚子茶など)
もち米やうるち米を使った韓菓といわれる餅菓子がお茶菓子として付いてくるお店も♪
趣のある家屋の中庭がカフェになっているお店も数軒あります。
体を温めたり、疲労回復効果があるという緑茶系のお茶。
効能を読み比べることに必死で、何茶を飲んだか覚えていませんが渋みがありました。
○ 食事
* * * * * * * * 宮中料理 * * * * * * * *
前菜: ミニ黒胡麻粥・サラダ・チャプチェ・お刺身から始まり
チヂミ: 韓国かぼちゃ・蓮根・牡蠣
七折坂: 牛肉、卵、五色(赤・黄・青・白・黒)に合わせた旬の野菜を細く切って炒め、真ん中のクレープに包んでマスタードソースに付けて食べます。
肉料理: プルコギ
肉料理: ポッサム。豚をキムチと白菜で巻いて食べます。
海鮮料理: 焼きアワビの下には銀杏
高麗人参の天麩羅: ハチミツがあったから食べれました・・・
神仙炉: 牛肉、白身魚、お豆腐、卵、大根、人参、クルミ、銀杏、松の実、椎茸などをお鍋に盛り、牛肉のスープを入れて煮たもの。ものすごくあっさりした味。
〆のご飯とチゲスープ: 全ての料理があっさりしているので残さず完食。
デザート: 梨とオレンジ
古都の名残が残るエリアで、風雅な景色を堪能し、伝統料理を満喫☆
次は、「景福宮と紅葉」です。
■ 旅の参考文献
羽田空港新国際線とソウル秋の夜長 (韓国) [韓国]
羽田空港新国際線が開港になり週末海外がさらに手身近に!
いつもは食べるか買物かエステで時間切れのソウルで、一度はゆっくり紅葉観賞を☆
との想いから、この機会に行ってきました。
*****************************************************
■ 羽田空港新国際線旅客ターミナル
今の土地が飛行場として使われ始めてから間もなく100年になろうとする、羽田空港。
開港してからはハブ空港としてさまざまな国から国際線の乗り入れがありましたが、高度経済成長期に発着便の増加や機材の大型化・ジェット化の対応が厳しくなり、解決策として建設された成田国際空港に国際線が移転されました。その後は、数々の増設を続け10年ほど前から国際チャーター便の運航を開始。再拡張事業を経て2010年10月に国際線ターミナルが開業。今後も拡張と整備が予定されています。
↑ 4Fの江戸小路の江戸舞台前 ↑ ↓ 江戸舞台前から見た左右の江戸小路 ↓
出発日は土曜日。オープン後数週間しか経っていないので、どちらを向いても大混雑でした。
↓ 5F TOKYO POP TOWNのデッキ ↓
これから乗る機材も目下にチェック☆
3F出国口は、成田国際空港に比べるとこじんまり。
出国後の免税エリアは、外の人混みとは裏腹にガラーンとしていました。愛用しているロクシタンは品揃えが豊富で、旅程も短いことから、かなりの勢いで買いこんでしまいました。
搭乗口はトリプル1。
離陸後間もなく、富士山上空に。
羽田空港発はソウル金浦空港着なので、どちらも市内に近く時間が短縮できる上に、移動費も安くて便利。到着は夜でしたが、夜も満喫できるのがソウル旅行の醍醐味。
あっという間に、羽田空港以上に混雑している明洞に。
■ ソウル世界燈祭りとG20
川の上にあった高架道路が老朽化し大議論の末2005年に30年ぶりに復元された、清渓川 。
その長さは光化門の清渓広場を基点に馬場洞まで全長5.8km。11月には今年で2回目になる世界燈祭りが11/5~11/14まで開催されていました(後ほど1週間延長されたそうです)。開催場所は、清渓広場から三一橋までのおおよそ1kmの間です。
清渓広場から清渓川へ下りれるのですが、週末のせいか大混雑で長蛇の列が。寒いのもあり、列に並ばず上の歩道から世界の燈を眺めるように進みました。
G20参加国のマスコットが国旗を手にして並んでいる下のお花は、数秒ごとにライトアップの色が変わって綺麗でした。
始めて見る青森の”ねぶた”はソウルにて(^-^) 飛びぬけて高さがありました。
その他、百人一首的なものや、、、
上海タワーの周りの雲が浮いて見えたり、それにしてもすごい人。
あの黒ひげの人は誰だろうと話しながら歩いたり、、、
自由の女神にピサの斜塔、ビックベン、、、
暗闇に点るクリスマスツリーを見ると暖かい気持ちになります。
太鼓が見えるので舞踊でしょうか。風になびいてる感が動的で、フワっと浮きそうでした。
橋が潰れたらどうなるんだろうと思うほど、橋の上まで人で埋まっていました。
細長い川いっぱいに船が渡ります、、、
終点の三一橋の上から。明りは少ないものの、人混みは絶えません。
道路脇で走っていた明るい馬車。ガンガンに馬の鳴き声をテープで流しながら走っていました。
燈祭りは、明洞と仁寺洞の中間あたりにある清渓川で開催されています。思っていたより綺麗だったので、機会があれば次は川べりで鑑賞したいところです。
■ Nソウルタワーからの夜景
南山にそびえ立ちソウルのランドマーク的存在で海抜479mに位置する、Nソウルタワー 。
タワーの高さは230m、ギフトショップやレストラン、カフェがあり、施設は充実しています。
ソウルタワーへ出発
会賢駅と明洞駅の中間地点の磐浦路先に、前面ガラス張りのエスカレーターといわれるものがあります。見た目はミニケーブルカーです。 ↓ 暗闇に光るエスカレーター ↓
エスカレーターを上りきると南山ロープウェイに乗り換え。頂上のケーブルカー乗り場は徒歩で上がる階段に隣接しています。
ケーブルカー下車後、階段を数十段上がると、Nタワーのふもと八角亭広場に到着です。
ぼんやり浮き出る朝鮮時代に実際に使われていた”のろし台”の奥にNタワー出現。
ライトアップされた八角亭は、旧盆の夜には満月を見る場だそう。
紅葉の奥にはステキな夜景が。
Nタワー到着
さっそく上がることに。入場は地下1Fから。
TOWER3Fでエレベーターを降りると、目の前には素敵な夜景が360度広がります。
【南大門方面】
【東大門方面】
↓ 漢江に架かる橋もはっきり見えます ↓
【セントラルシティ方面】
【63ビル方面】
※もう少し綺麗に撮れているのですが(自画自賛)、ブログに上げるために画像サイズを下げると
どうしても画像が粗くなってしまいます・・・
○ 食事
韓牛の盛り合わせ2人分(上タン塩、ハラミ、特上リブロース、上骨付きカルビの4品)。
焼肉は2~3枚ずつシッポリと焼く派の私にとって、韓流風の全部のせは落ち着きませんが、焼いてくれるところが楽です。無くなったら容赦なく補充してくれるお肉を巻く用のサニーレタスも、1玉分食べあさったような気がします、、、
焼けたらヒョイと横に上げられるので、食事の進行も少なからず早食いに ↑
付け合わせのナムルとチャプチェが美味しかったのでお代わりすると、〆が来た頃には満腹に・・・
〆の海鮮チヂミまできたころには、胃袋も隙間無し・・・と言いながらノルマの半分を完食。
カフェでコーヒーをテイクアウトし、後はホテルに戻って寝るだけ。まさに食い倒れな夜(*^_^*)
ソウルがお気軽に楽しめるのは、少しでも日本語を使ってくれる店員さんのお陰です☆ 次に行く時は、旅行ハングルくらい覚えていこうかなと反省するほど、日本語で観光し過ぎてしまいました。
次は、「宗廟の紅葉と仁寺洞でお茶」編です。
■ 旅の参考文献
いつもは食べるか買物かエステで時間切れのソウルで、一度はゆっくり紅葉観賞を☆
との想いから、この機会に行ってきました。
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■ 羽田空港新国際線旅客ターミナル
今の土地が飛行場として使われ始めてから間もなく100年になろうとする、羽田空港。
開港してからはハブ空港としてさまざまな国から国際線の乗り入れがありましたが、高度経済成長期に発着便の増加や機材の大型化・ジェット化の対応が厳しくなり、解決策として建設された成田国際空港に国際線が移転されました。その後は、数々の増設を続け10年ほど前から国際チャーター便の運航を開始。再拡張事業を経て2010年10月に国際線ターミナルが開業。今後も拡張と整備が予定されています。
↑ 4Fの江戸小路の江戸舞台前 ↑ ↓ 江戸舞台前から見た左右の江戸小路 ↓
出発日は土曜日。オープン後数週間しか経っていないので、どちらを向いても大混雑でした。
↓ 5F TOKYO POP TOWNのデッキ ↓
これから乗る機材も目下にチェック☆
3F出国口は、成田国際空港に比べるとこじんまり。
出国後の免税エリアは、外の人混みとは裏腹にガラーンとしていました。愛用しているロクシタンは品揃えが豊富で、旅程も短いことから、かなりの勢いで買いこんでしまいました。
搭乗口はトリプル1。
離陸後間もなく、富士山上空に。
羽田空港発はソウル金浦空港着なので、どちらも市内に近く時間が短縮できる上に、移動費も安くて便利。到着は夜でしたが、夜も満喫できるのがソウル旅行の醍醐味。
あっという間に、羽田空港以上に混雑している明洞に。
■ ソウル世界燈祭りとG20
川の上にあった高架道路が老朽化し大議論の末2005年に30年ぶりに復元された、清渓川 。
その長さは光化門の清渓広場を基点に馬場洞まで全長5.8km。11月には今年で2回目になる世界燈祭りが11/5~11/14まで開催されていました(後ほど1週間延長されたそうです)。開催場所は、清渓広場から三一橋までのおおよそ1kmの間です。
清渓広場から清渓川へ下りれるのですが、週末のせいか大混雑で長蛇の列が。寒いのもあり、列に並ばず上の歩道から世界の燈を眺めるように進みました。
G20参加国のマスコットが国旗を手にして並んでいる下のお花は、数秒ごとにライトアップの色が変わって綺麗でした。
始めて見る青森の”ねぶた”はソウルにて(^-^) 飛びぬけて高さがありました。
その他、百人一首的なものや、、、
上海タワーの周りの雲が浮いて見えたり、それにしてもすごい人。
あの黒ひげの人は誰だろうと話しながら歩いたり、、、
自由の女神にピサの斜塔、ビックベン、、、
暗闇に点るクリスマスツリーを見ると暖かい気持ちになります。
太鼓が見えるので舞踊でしょうか。風になびいてる感が動的で、フワっと浮きそうでした。
橋が潰れたらどうなるんだろうと思うほど、橋の上まで人で埋まっていました。
細長い川いっぱいに船が渡ります、、、
終点の三一橋の上から。明りは少ないものの、人混みは絶えません。
道路脇で走っていた明るい馬車。ガンガンに馬の鳴き声をテープで流しながら走っていました。
燈祭りは、明洞と仁寺洞の中間あたりにある清渓川で開催されています。思っていたより綺麗だったので、機会があれば次は川べりで鑑賞したいところです。
■ Nソウルタワーからの夜景
南山にそびえ立ちソウルのランドマーク的存在で海抜479mに位置する、Nソウルタワー 。
タワーの高さは230m、ギフトショップやレストラン、カフェがあり、施設は充実しています。
ソウルタワーへ出発
会賢駅と明洞駅の中間地点の磐浦路先に、前面ガラス張りのエスカレーターといわれるものがあります。見た目はミニケーブルカーです。 ↓ 暗闇に光るエスカレーター ↓
エスカレーターを上りきると南山ロープウェイに乗り換え。頂上のケーブルカー乗り場は徒歩で上がる階段に隣接しています。
ケーブルカー下車後、階段を数十段上がると、Nタワーのふもと八角亭広場に到着です。
ぼんやり浮き出る朝鮮時代に実際に使われていた”のろし台”の奥にNタワー出現。
ライトアップされた八角亭は、旧盆の夜には満月を見る場だそう。
紅葉の奥にはステキな夜景が。
Nタワー到着
さっそく上がることに。入場は地下1Fから。
TOWER3Fでエレベーターを降りると、目の前には素敵な夜景が360度広がります。
【南大門方面】
【東大門方面】
↓ 漢江に架かる橋もはっきり見えます ↓
【セントラルシティ方面】
【63ビル方面】
※もう少し綺麗に撮れているのですが(自画自賛)、ブログに上げるために画像サイズを下げると
どうしても画像が粗くなってしまいます・・・
○ 食事
韓牛の盛り合わせ2人分(上タン塩、ハラミ、特上リブロース、上骨付きカルビの4品)。
焼肉は2~3枚ずつシッポリと焼く派の私にとって、韓流風の全部のせは落ち着きませんが、焼いてくれるところが楽です。無くなったら容赦なく補充してくれるお肉を巻く用のサニーレタスも、1玉分食べあさったような気がします、、、
焼けたらヒョイと横に上げられるので、食事の進行も少なからず早食いに ↑
付け合わせのナムルとチャプチェが美味しかったのでお代わりすると、〆が来た頃には満腹に・・・
〆の海鮮チヂミまできたころには、胃袋も隙間無し・・・と言いながらノルマの半分を完食。
カフェでコーヒーをテイクアウトし、後はホテルに戻って寝るだけ。まさに食い倒れな夜(*^_^*)
ソウルがお気軽に楽しめるのは、少しでも日本語を使ってくれる店員さんのお陰です☆ 次に行く時は、旅行ハングルくらい覚えていこうかなと反省するほど、日本語で観光し過ぎてしまいました。
次は、「宗廟の紅葉と仁寺洞でお茶」編です。
■ 旅の参考文献