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ナポリ - 歴史地区散策 (カンパニア州) [南イタリア]

Napori 3
プレビシート広場から見て噴水の先に、ナポリの観光名所の一つガッレリア・ウンベルト一世の入口があります。
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ガッレリア・ウンベルト一世 - Galleria Umberto I -
1890年完成。入口は気づきにくいですが、一歩足を踏み入れると広々としています。
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天井が高~くて開放感があります。
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ガッレリアの中心には方位を示す大理石のモザイク。
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その真上は高さ58mのガラスのドーム。
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方位の周囲は星座のモザイクで囲まれています。お気に入り4つを抜粋。
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ミラノのヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアを模しただけに似てます。
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外に出ると古めかしいナポリの街並み。
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細長い路地もたくさん。
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大きめの通りは人で賑わっています。
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18世紀からある老舗カフェのGambrinus。
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過去ナポリに来た時は漏れなく寄っていたので、とりあえず一杯立ち飲み。
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独特な空気、
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何百年も変わらず錆びれた感がある風景が、私にはツボです。
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ボーメロの丘の上を目指してケーブルカーに。入口はわかりにくい外観。
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長いトンネルを抜け、登りきったPiazza Fuga駅の中。
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こちらの駅もわかりづらい外観。
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サン・マルティーノ修道院を目指して住宅街を抜けます。
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サン・マルティーノ修道院 - Certosa di San Martino -
ボーメロの小高い丘の上にある修道院。現在は国立サンマルティーノ博物館。12~18世紀に南イタリアを支配したナポリ王国や修道院の所蔵物が見れます。
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エントランス前の景色は爽快。ヴェスビオ山が見えました。
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中へ入るとイタリアの中世な風景が飛び込んできます。
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いくつもある上から下まで豪華なお部屋。
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廊下の隅まで綺麗なフレスコ画で埋まっていました。
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時代劇で使えそうな馬車。
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広い中庭。
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回廊に囲まれています。
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とにかく広い修道院。
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教会はとても豪華でした。
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カッコいい木製の船。
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船のオーナー。
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白い船は優雅な雰囲気[ぴかぴか(新しい)]
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模型もありました。
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18世紀の絵の船を見ながら現物を見たり。思ってたより見応えがありました。
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修道院の上は見晴らしが良さそうだったので城塞へ。
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サンテルモ城 - Castel Sant'Elmo -
1329年に建造された要塞。16世紀にスペイン人がナポリを支配した時に星型に改修。
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思ってたより広かったです。
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高台にある城塞なので見晴らし抜群[目]
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爽快なカラフルな景色。ナポリを見て死ねと言われるはずです。
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ものすごく家が詰まっています。
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久しぶりにナポリを散策した後は、ローマへ向かうためナポリ中央駅へ。
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駅付近は麻薬中毒者や不法滞在外国人が徘徊していると聞いてます。たまたま目にしたのは、地元民っぽい男性が警察に追いかけられている場面。捕まって連れられて行きましたが何だったんだろう、、、

早く出たいのでホームへ。ミラノ行きのFrecciarossaに乗ります。
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ホームで待ち続けていると、ゆっくりやってきました。
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向かいにはフェラーリの会長が出資している民間の特急列車イタロ。フレッチャロッサのライバルです(笑)ローマでは少し離れた駅に停まるため、乗車するか悩み、未だ乗ってない列車。
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1等のビジネス座席は革張りでした。車内はガラガラで私と他の日本人ファミリーだけでした。
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ウェルカムドリンクサービス。
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ローマまでは1時間ほど。最高時速は300キロ。私が見た中での最高時速は286km/h。表示はリアルタイムに変わるので、その瞬間は撮れませんでした^^;
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食事
Renzo e Lucia :ナポリに来たらとりあえずピザ。もっちもちでした。モッツァレラチーズがドンとのったツナサラダも美味でした☆
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懐かしい気持ちになるナポリ。思い立ったらまた行きたいです。

次は、ローマです。

旅の参考文献
   
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イスキア島 (カンパニア州) [南イタリア]

Ischia
プロチーダ島からイスキア島に向かう船上の景色。どうやったらあそこに行けるんだろうという場所に家が建ってたりします。
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空と海の分かれ目がわからないくりの碧さ!
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イスキア島の港は、緑が多く、カワイらしい港です。
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港は中型のフェリーがギリギリ入れる大きさ。
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桟橋は船が行き来しない時間はガラーンとしています。
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島を走るバス停は港から北側。
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今回はナポリから日帰りのため、個人的にイタリアのモンサンミッシェルと思っているアラゴン城に向かいました。しばらくこのような景色を歩きます。
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途中にあるPineta Mirtina公園を通過。
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公園を過ぎ、しばらくすると道幅が狭くなってきました。
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道なりに奥へ奥へ進みむと、
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少し迷路のようになってきましたが、
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細い通りに入らずクネクネと街の中を進むと、
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行き止まりにお城発見!
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アラゴン城 - Castello Aragonese -
東ローマ帝国時代の10世紀に築かれた要塞。15世紀にアラゴン家のアルフォンソ1世により本島と小島が橋で結ばれました。
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麓まで進み、見上げると結構な断崖でした。
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エントランスを通り抜け、
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坂や階段を上り続けます。
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差し込む太陽の明かりだけを頼りに切り砕いた道を上がって行きます。少しワクワクしました。
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途中、周りの景色が見えませんでしたが、外に出て振り返ると、かなり上に。どうりでヒザが、、、
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お城跡が所々に残っています。
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受付で説明はありませんでしたが、順路があるようなので、矢印の通りに進みました。
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イタリアの島や高台にある街でよく見かける小路の風景が好きですが、
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小路の先に海が見える風景は、なおさら好きです[黒ハート]
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日差しが心地よかったです。
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海を見下ろすと、キレイなエメラルドグリーンでした。
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レモンもたくさん生っています。
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アラゴン城はカモメの休憩場所でもあるようです。
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目先にはプロチーダ島、その奥はイタリア本土が見えます。
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来た道を振り返った景色。
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アラゴン城を堪能した後は、港まで戻り、
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レモンジェラードを食べながら、
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港を散策。
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木陰でナポリまで戻る船を待ちました。
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思っていたより長閑だったイスキア島。再訪する機会があれば温泉に入りたいです。

次は、数年ぶりのナポリです。

旅の参考文献
   
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プロチーダ島 (カンパニア州) [南イタリア]

Procida
ナポリに行くついでに、島好きのスイッチが入り、プロチーダ島とイスキア島に日帰りで行ってみることにしました。

まずは、ナポリ港からフェリーでプロチーダ島に。車両が全て入りきった後に人が入船しました。
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船内は自由席。ナポリ湾を出港すると海しかみえなくなったため、しばし仮眠ZZzzz...
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60分ほどでプロチーダ島の港に到着。
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港のすぐ前からカラフルな建物が並んでいました。
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建物を近くで見ると、年季が入っています。
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大きな観光地ではないため、わりと閑散としていました。
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ここに来た目的は絶景を見るため。滞在時間は2時間ほどなので早速向かいました。
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港から細い道に入り、緩い坂道をひたすら進みます。
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シチリア島のシラクーサを思い出すような細い路地が続きます。
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港の反対側に出てきました。ローマ時代の名残りの噴水が残っています。
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サンミケーレ修道院が青空に映えていました。左手の坂道を進みます。
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少し進むと十字架が。
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長々と続く坂道も終盤。反対側の海まで見えてきました。
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展望台に到着。大砲がありました。
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海が綺麗です[ぴかぴか(新しい)]
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静かな島なので海でバシャバシャと水の音が聞こえると思い、よく見ると平泳ぎしている人が。
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ラ・コリッチェッラ方面。この景色が見たくてやってきました。
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漁村にレストラン発見!
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あまり時間がないので、早速ランチへ向かいます。
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建物を抜けて階段を降ります。
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ひたすら降り続けます。
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足音が響くほど静かです。
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カラフルな漁村に到着。
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海をのぞくと魚がたくさん泳いでいました。
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所狭しと建物が密集しています。
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食事
シーフードの盛り合わせ。味付けは塩とオリーブオイルにレモンを絞るシンプルなものですが、新鮮で美味しかったです。
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机の周辺に近所の猫が集合してきました、、、
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海老の頭あげるから、もう少し待って。
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晴天に恵まれたプロチーダ島。バタバタでしたが、とっても長閑でかわいい島でした。

次は、イスキア島に移動です。

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ナポリ - スパッカ・ナポリ (カンパニア州) [南イタリア]

Spacca Napori
真っ二つに割るという意味をもつナポリ最古の通り、スパッカ・ナポリ。
ナポリの旧市街を南北に二分している中心の通りで、下町という表現がピッタリ合うエリアです。
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メインストリートとは思えない、道幅の狭さ。 犯罪多発地帯だった空気も感じ取れます。

サン・ドメニコ・マッジョーレ教会 - San Domenico Maggiore -
サン・ドメニコ・マッジョーレの塔が建つ広場に、同じ名前の教会があります。アラゴン家とスペイン国王の計45人の棺があります。
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サン・パオロ・マッジョーレ教会 - San Paolo Maggiore -
8~9世紀に建てられ、今の姿は16世紀後半にテアチノ会修道士のために改築されたもの。
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1ブロック先のトリブナーリ通りも狭くて下町情緒たっぷり。石畳は凸凹しています。
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4~5建ての建物が所狭しと建ち並び、細い道が続きます。
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ジェズ・ヌオーヴォ広場 - Piazza Gesu Nuovo -
インマコラータの塔が高々とそびえ建ち、視界が広がる広場。
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サンタ・キアーラ教会 - Santa Chiara -
13世紀に建築され、18世紀に改装されるも19世紀に放火により全焼。ジェズ・ヌオーヴォ広場の横に建ち、ゴシック様式で再建されたのが今の姿。
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スパッカ・ナポリを訪れるキッカケになった教会です。

教会の中に入ると、今まで歩いていたエリアにあるとは思えないほどの広々とした造りで、中庭にはレモンやオレンジ、緑がたくさん茂っています。
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中庭を囲むようにある回廊には八角形の柱が均等な真幅で建っています。
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壁画には14世紀にジョットと弟子が描いたフレスコ画が綺麗に残っています。
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マヨルカ焼きのタイルには草花や神話の場面、田園風景など18世紀の暮らしが描かれています。
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どこを見渡しても、均等に建ち並ぶ柱。

回廊の隅々まで装飾が施されています。
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天井まで綺麗に描かれています。
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一歩外へ足を踏み出すと、現実的なスパッカ・ナポリの世界へ。
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ベッリーニ広場 - Piazza Gesu Nuovo -
オープンカフェが点在し、柵の中を覗き込むとギリシャ時代の城壁跡があります。
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トレド通りは大きな一方通行の通りで、車やバイクがビュンビュン走っています。
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ダンテ広場
16世紀に市場があった場所で、トレド通りに面する半円形の大きな広場。
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ナポリで見かける古い建物の壁は、考古学博物館といいピンク色が多いなぁと思いました。

スパッカ・ナポリの通りは、香港の銅鑼湾の路地にも似てる気がしました。似た通りが何本も入り混じっているので、気を抜くと迷いそうになります。

次は、スペインのコスタ・デル・ソル地方です。

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ナポリ (カンパニア州) [南イタリア]

Napori
美しい海と大きなヴェスヴィオ火山を臨むゲーテが「楽園」と讃えた町、ナポリ。
今回は、スペインへ移動するのに立ち寄っただけなので、ササッと考古学博物館とスパッカ・ナポリへ行ってきました。
ヌオーヴォ城
12世紀にアンジュー家の城として建設されたが災害で破壊。今の形は14世紀にアラゴン家のアルフォンソ1世により再建されたもの。
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ナポリ観光では必ず目にすると言ってもいいほど、各移動の通過地点にあり、これを見るとナポリに来たーという感じになります。

入口の真っ白な装飾は、アルフォンソの凱旋門
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王宮 - Palazzo Reale -
プレビシート広場に面して横長に建つ王宮は17世紀に建築。
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ブルボン家のカルロ像が並ぶ前に素敵なウェディングカップルが。グラサンを付けた新郎は初めて見ました。右奥にいた付き添いの方の背中が空いたドレスも素敵でした。
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プレビシート広場 - Piazza del Plebiscito -
王宮前にあるナポリで一番大きな広場。広場をへて王宮の向かいにあるパンテオンのような建物は、サン・フランチェスコ・ディ・パオラ聖堂。
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トリエステ・エ・トレント広場 - Piazza Trieste e Trento -
噴水を囲むようにバイクが駐車されていて、車やバスがグルグルとUターンしています。
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広場の奥には18世紀後半に造られたウンベルト1世のガレリア入口。
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キアイア通り
右手にはピザ・マルゲリータ発祥の店と言われている「BRANDI」。
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ナポリでの休憩は老舗カフェ「Gambrinus」で。
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慌てて撮ったカプチーノはブレていました\(゜ロ\)

国立考古学博物館 - Museo Archeologico Nazionale -
ナポリ公国の王ブルボン家のカルロ3世が、母親から受け継いだ遺産を展示することが始まりで、15世紀に騎兵隊兵舎として建てられた館を17世紀に創設した博物館。
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1階はギリシャ・ローマ時代の大理石彫刻、2階にはポンペイ、エルコラーノ遺跡からの発掘品があり、遺跡巡りと合わせて訪れたい場所です。以前 ポンペイ を訪れた時に時間がなく立ち寄れなかったため、ずっと行きたいと思っていた博物館で、今回のナポリ再訪のメインです。

1階
石像好きには、いきなりテンションが急上昇の石像の数々がズラーっと展示されています。
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左は豊穣の女神アルテミス。
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ひとつひとつが優雅な空気をかもしだしていました。
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ファルネーゼの雄牛。大きくて迫力がある作品。
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2階
発掘されたものが綺麗に磨かれて展示されています。
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たこ焼き!? 大タコが焼きあがりそうです。
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ポンペイ最大の貴族で首都ローマの独裁官であったスッラの甥プブリウスの居住宅の池の真中にある「ファウヌス(牧羊神)のブロンズ像」。
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実物は、レプリカより大きくてビックリしました。

調理道具の次は食器。
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こんな綺麗な色の食器にイタリア料理がのっていたかと想像すると・・・グゥーッ。。。

ポンペイの模型
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エルコラーノのフレスコ画
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ポンペイの赤を肉眼で見れるのはテンションが上がりました。
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1つ持って帰りたい・・・ できれば左下、、、
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順路の最後は、騎兵隊兵舎時代の名残である騎馬像が展示されていました。
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ナポリを歩き周った後は、排気ガスや埃で足は真黒。ビーチサンダルを脱いで裸足になっても履いてるような型が付いていました。始めは日焼けしたのかと焦りましたが、洗うと綺麗に落ちました( ・ ヮ ・ )

次は、ナポリの下町スパッカ・ナポリです。

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ポジターノ - 街 - (カンパニア州) [南イタリア]

Positano
街の中に入り込むとちょっとした迷路のような、ポジターノ。
どの路地を歩いていても、東西南北どちらを向いているのかわかならくなってきます。
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所狭しと建物が密集していて、細い路地が続きます。
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甘そうなデザートがたくさん並んでいるお店発見。
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鮮やかな色合いがステキな南イタリアの焼き物。
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街中から外れて階段と坂を上り続けると、眺めるのにちょうどよい高台に出てきます。
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この辺りは優雅な空気が流れています。
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結構登ってきたと思いましたが、まだまだ上に家があります。。。
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車が通る道も、対向車が来るとギリギリだろうと思われる幅です。
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反対側の高台へ移動すると、ドゥオモを正面から眺められる景色に。
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こちらの道路も狭く、、、
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人でさえすれ違いできないギリギリの階段も。
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眺望は最高です。
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久しぶりにネコを発見。
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食事
細い通路に机と椅子を出してキャンドルだけが点る路地裏にあるレストラン。
暗過ぎてメニューも携帯電話で灯しながら必死に探し当てた料理。その時の暗さを思い出に残したくて、フラッシュを使わずに写しました。

イワシのビネガー漬け: 間違いない一品。歩き疲れた体に酢が沁みました。
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蟹とスカンピのパスタ: 自家製の手打ちパスタの歯ごたえのあるコシが忘れられません。
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サラダも食べたのですが、真っ暗過ぎてアップできない状態でした(^^ゞ
ここまで暗い中で食事をしたのは初めてでしたが、料理は美味しかったです。

リゾート地ならではの優雅な空気が流れているアマルフィ海岸は、海沿いからの景色も楽しめ、高台からの眺望も楽しめ、マッタリ観光するのに最適なエリアでした。 

次は、ナポリです。

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ポジターノ - 海岸エリア (カンパニア州) [南イタリア]

Positano
イタリアでも人気のリゾートエリアで絵になる風景が盛りだくさんの、ポジターノ。

アマルフィから、船で移動してみました。
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崖の上の家からビーチまでは、どう行くのか気になる景色が目に入ってきたりします。
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よく見ると、画面中央に道路から延びる階段らしきものが。上りが大変そうです・・・
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大自然の迫力に息をのむ風景を発見。
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                  大きな崖の穴をクローズアップ
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地震大国の人目線から見ると、大穴の上にいるのも下にいるのも少し気が引けそうです。

絶壁にへばりつくように建っている家々を、何度も目にします。
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どのバルコニーからも素敵な景色が見れそうです。
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ポジターノ到着
アマルフィから高速船で30分。町の中心は建物が密集しています。
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アマルフィと同様、船着き場のすぐ近くにビーチがあります。
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麓にくると、急勾配に家がへばりついて建っているのがリアルにわかります。
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右も左も急勾配を見上げるようなエリア。
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ビーチエリアは観光客(ほぼイタリア人)で賑わっています。
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海は澄んで綺麗☆
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海岸から少し入ったとこに教会があります。
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サンタ・マリア・アッスンタ聖堂 -Santa Maria Assunta E San Vito -
ポジターノにいると、おおよそどこにいても見える位置にあるランドマーク的な聖堂。
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アマルフィの聖堂と違い、純白な内部。
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たくさんの国旗を見た時に、つい日の丸を探しガチなのは私だけでしょうか、、、
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カテドラル後ろは、建物いっぱいにパイプオルガンがみっちり詰まるように付いています。
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長閑なリゾートエリアであるポジターノのブラブラ歩き。
次は、街中の散歩です。

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ラヴェッロ - ヴィッラ・チンブローネ - (カンパニア州) [南イタリア]

Ravello
ラヴェッロが栄えていた中世の11世紀頃に、貴族などの富裕層が数々の別荘を建てました。
そんな別荘の中で、20世紀に入り15年の歳月をかけイギリス人によって美しい庭園に改築された「ヴィッラ・チンブローネ」が一般開放されています。そこにはアマルフィ海岸のパノラマが楽しめるテラスがあると知り、高所好きとして気になっていたので立ち寄ることに。

ドゥオモ広場からひたすら細い道を歩くこと約1km。エントランスが見えてきました。
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広場からここに来るまで人とすれ違わなかったので開いているか不安でしたが、門の前でやっと観光客を見つけて一安心。
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ヴィッラ・チンブローネ - Villa Cimbrone -
チケット売り場周辺には紫の紫陽花が咲いていました。
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その反対側には16世紀に建てられたアラブ・シチリア様式の中庭。
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人が見当たらないので貸切状態。まさに別荘感を体験できましたが、庭の広大さにビックリです。
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通りの両脇はきちんとお手入れされた庭が続きます。ガーデニング発祥の地から来たイギリス人の手によって改築されている背景がうかがえます。14.jpg

テラスまでも結構歩きますが、庭園内は緑が茂っているのでとても気持ちよく散歩ができます。
別荘のお庭というより公園のような規模。
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ラヴェッロを訪れるきっかけになった場所へ到着。
想定より歩いたので、ケレスの像が『待ってたわよ』というポーズをとってるようにも見えました。
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無限のテラス - The Terrace of Infinity -
勝手に別名を付けるとすると、絶壁感を体験できるテラス♪
ここに立つと、海よりも空の方が近いと言われているのがわかるような気がしました。
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こんな崖っぷちにあるので、
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柵がとれたらどうしよう・・・ましてや他の観光客がいないので落ちても気づいてもらえないかも・・・など、予期せぬ事態を妄想しながら真下を覗きこむと、、、
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真下は段々のブドウ畑が広がっていました。 何も落ちていない様子(^^;
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目の前の小山の奥がアマルフィ。岩肌をよく見ると、とんでもない場所に建物が建ってたりします。
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笑ってるように見えるのは私だけ?強風なら落ちそうです。
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展望台の横の小道を抜け、庭園を周遊。
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マーキュリーの銅像。小道の突き当たりにあります。
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土地的に山の尾根全てが庭園になっているので、小道の脇は絶壁。天空にいるような景色が楽しめ爽快です。イタリアで高所の景色を楽しんだのは カステルモーラ 以来です。
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海を眺めたり、森林浴をしたり、優雅な空間です。
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バッカスの神殿。両脇はラベンダーが咲いていていい香り。
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森に近いエリアも。こんなお庭、所有してみたいものです。
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階段の下にはダビデの像。階段脇のカゴの役割が気になります。
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庭園の左奥はティールーム、長閑な空間です。
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ラヴェッロが天空の町と言われているのが、ヴィッラ・チンブローネを訪れたことで納得できました。
アマルフィとラヴェッロ間は歩道コースもあるそうです。時間や体力に余裕がある方はゼヒ。

次は、ポジターノの海岸エリアです。

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ラヴェッロ (カンパニア州) [南イタリア]

Ravello
ラッタリ山脈海抜365mの高台にありワーグナーゆかりの地でもある、ラヴェッロ。
アマルフィ海岸を高台から見降ろしたくて向かいました。

アマルフィからバスで5分ほど海沿いを走ると、山へ向かって急な坂道を登り始めます。
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どこへ移動するにも狭い道路の片側が絶壁なことが多く、道をスレスレにクネクネと走るので心拍数が上がります。
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山道へ入ると、窓の景色は崖と崖の谷間に変身。
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ラヴェッロまでは約30分。バス停を降りた瞬間、さっそく標高の高さが体感できました。
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バス停前のトンネルを抜けた先に、13世紀頃に建てられたヴィッラ・ルーフォロの塔があります。
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ドゥオモ広場
ヴィッラ・ルーフォロの塔を通りすぎ、突き当たりにある広場。アマルフィのドゥオモ広場の2~3倍は広く、土産物店やカフェが集まっています。
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ドゥオモ
11世紀後半建造。山の上にこんな大きな教会が建っていることに驚きました。
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ラヴェッロに滞在する時間は1時間しかとってなかったため、さっそく目的の場所へ移動。
広場からお土産物店を抜けて細い小道に入ります。
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小道に入ると、車が入れないほどの道がひたすら続きます。
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ときどき覘かせる視界が広がる絶景が爽快です。
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坂か階段が多く平地が少ない小道を歩いていると、なんとなく江の島とかぶりました。
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塀の向こう側では、芝刈り機のような音が鳴り響く長閑なエリア。
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広場からゆっくり歩くこと15分。ラヴェッロに訪れる目的となった入口が見えてきました♪
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                           その場所は海から見るとココです
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下に見える海岸沿いの道が、先ほどバスで走ってきた道です。

次は、見晴らしの良いヴィッラ・チンブローネです。

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サン・タンドレーア大聖堂 - アマルフィ - (カンパニア州) [南イタリア]

サン・タンドレーア大聖堂 - Duomo -
アマルフィの守護聖人「聖アンドレーア」が祀られている、サン・タンドレーア大聖堂。
9世紀に建造され13世紀まで拡張工事が続いた大聖堂は、アラブ・シチリア様式。18世紀にはバロック様式に改築されました。
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鐘楼は13世紀のロマネスク様式が主体で、最上階と屋根のみアラブ・シチリア様式が取り入れられていてイスラム建築っぽくなっています。

階段上から見たドゥオモ広場。所狭しと商店が並ぶ目抜き通りの一番広いスペースです。
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ドゥオモ広場からビーチへは目と鼻の先です。
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大聖堂の玄関廊は、尖塔アーチでゴシック様式の列柱回廊になっています。
シマシマ模様がアラブっぽかったです。
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大聖堂の青銅製の扉は10世紀にコンスタンティノープルでつくられたもの。
その上部には、聖アンドレーアを描いたモザイクがあります。
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主祭壇の両脇には12~13世紀に造られた説教壇と燭台が置かれています。
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痛々しいキリストが眠っていました。
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高位聖職者が制式に儀式を執り行うときにかぶるミトラ(冠)などをはじめ、カトリックの儀式ではイエスの血を表す赤ワインをいれるカリス(聖杯)など、数点の展示物があります。
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屏風?
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下階へ降り、鉄で出来た十字をあしらった装飾の門を通り抜けた先は・・・
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聖アンドレーアの聖遺体が安置されていると言われている墓室。
想像していたより豪華でビックリしました。
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黒大理石の石像に金の王冠があしらわれた祭壇。
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シャンデリアもピカピカ。最盛期時代の繁栄ぶりがうかがえます。
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祭壇裏も手を抜いていない綺麗な装飾。
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天国の回廊 - Chiostro del Paradiso -
こじんまりとした回廊は13世紀に建てられた上流階級の市民のための墓地。なので「天国の~」と言われているのでしょうか。
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綺麗に残っているモザイクが回廊の一つの壁に集められて展示されていました。
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回廊で囲まれた中庭。静かな時間が流れています。
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わずかに残っている中世のフレスコ画。
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顔の部分だけ削られているのが怖かったです。
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半日ほどで観光できるアマルフィで、見どころでもある大聖堂は、外の喧騒とは別世界の静寂な空間でした。

次は、見晴らしの良い絶壁の上に建つ町「ラヴェッロ」です。

旅の参考文献
   
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