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プラハでお散歩Ⅳ - スラブ叙事詩 [チェコ]

Prague Ⅳ
チェコ出身のアールヌーボーを代表する画家、アルフォンス・ミュシャ。
「椿姫」という作品を見てミュシャに興味を持ち始めましたが、「ジスモンダ」が彼の出世作です。
晩年の作品「スラヴ叙事詩」は、これまでの作風とは違った世界観があり、一つが6~8mもの大きさと知り、見てみたいと思っていました。

スラブ叙事詩は、プラハから電車かバスを乗り継ぎ片道4~5時間かかるモラフスキー・クルムロフ城の所蔵ですが、期間限定でプラハに展示されていると知り、この機会に!と開催されている、プラハ国立美術館 ヴェレトルジュニー宮殿へ向かいました。
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宮殿という名称だったので中世の建物をイメージしていましたが、近代的な外観で気付くのに時間がかかりました^^;

中はこんな感じで展示されていて、作品を独り占めして観賞できるほど空いていて、はるばるやってきた甲斐がありました☆
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スラブ叙事詩
スメタナの♪わが祖国♪を聴いた時に強く感銘を受けたミュシャが、スラブ諸国文化の伝道に尽力することを決意して描かれた「スラブ叙事詩」。1910年~1928年まで18年をかけて取り組んだ20点の最高傑作です。
個人的には、7番目の「大モラヴィア国のスラブ後礼拝式導入」が好きです。

①現故郷のスラブ民族
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②ルヤナ島のスヴァントビト祭
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③ロシアの農奴制廃止
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④イヴァンチッチッツェのモラヴィア兄弟団学校
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⑤ズリンスキー総督によるトルコに対するシゲット防衛
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⑥プラハ・ベツレヘム礼拝堂でのヤン・フスの説教
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⑦大モラヴィア国のスラブ後礼拝式導入
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⑧グルンヴァルトの戦いが終わって
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⑨ブルガリアのシメオン皇帝
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⑩クロムニェジージュのヤン・ミリチ
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⑪クジージュキの集会
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⑫プジェミスル朝のオタカル2世
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⑬セルビア皇帝ステファン・ドゥシャンの戴冠式
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⑭ペトル・ヘルチツキー
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⑮民族の教師 ヤン・アーモス・コメンスキー
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⑯聖アトス山
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⑰ヴィトコフの戦いの後
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⑱ポジェブラッドのイジー王
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⑲スラヴ菩提樹の下で宣誓する青年たち
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⑳スラヴ賛歌
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作品を堪能した後は、トラムでMUZEUM付近まで移動し、ミュシャ美術館に寄りつつ、周辺を散策しました。
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インドリシュスカー搭。道の岐路にドーンと目立っていました。
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プラハの地下鉄のホームは、壁がアートでした。
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地下鉄の移動は手間を省くため一日券を使いました。
滞在中、ホームへ降りる途中で、2回検札の声がかかり、ドキッとしました。
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カフェ
ベリーがのったチーズケーキ☆ チーズが濃厚で美味しかったです。
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○お買いもの
チェコでよく見かけるスーパー「BILLA」。プラハ空港のターミナル1とターミナル2の間にもある店舗では、ちょっとしたお土産も買えて便利です。
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とても楽しみにしていたスラブ叙事詩。すべてが大きく見応えがありました。
⑬と⑯は日本で展示されてことがあるそうです。2017年には全作品が日本で見れると聞きました。開催されたらものすごく混みそうですが、また見たいです☆

次は、旧市街からカレル橋です。

旅の参考文献
   
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コメント 2

ユミ

カフェのケーキがおいしそう~~~♪
検札って、ドキッとしてしまいますよね^^;
by ユミ (2014-07-19 00:48) 

pi

> ユミさま
チーズは濃厚、ベリーの甘さがちょうど良く、とてもオイシカッタです☆
検札は、あるかもしれない、と頭のどこかにはありましたが、突然声がかかるのでビックリしました(^^ゞ
by pi (2014-08-10 01:09) 

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