トレド <後半> (カスティーリャ=ラ・マンチャ州) [スペイン]
カテドラルの次に、エル・グレコさんのお家へ向かいました。
絵になる通りを歩いているだけで、気分はウキウキ。
エル・グレコさん家の前には、タホ川を臨む公園があります。
公園から見える断崖を見て、改めてすごいところに街があることを認識。
● エル・グレコの家 - Casa de El Greco -
宮廷画家として36歳でトレドに移り住み、生涯をここで過ごしたエル・グレコ。
ベガ=インクラン侯爵によって、19世紀初頭にエル・グレコが住んでいた住居付近の廃墟が改装され、現在は美術館になっています。
中世の街並みが建ち並ぶ旧市街に、ひときわ目立つ近代的な受付の建物。
その横を通り抜け、奥へ進みます。
美術館は当時の様子に復元されていますが、実際に住んでいた場所は明確ではないそうです。
入口に足を踏み入れると、まずパティオに。ここもトレド駅と同様、イスラムチックな建物です。
パティオの脇には復元されたキッチン。こじんまりとしてカワイらしい雰囲気でした。
2階の廊下から見たパティオの様子。ところどころにあしらわれたタイルがスペインらしいです。
美術館の各部屋には16~17世紀の作品が展示されています。暖炉のある部屋は書斎です。
置かれている家具も、エル・グレコ時代の調度品が置かれています。
ズラーっと肖像画が並んでいる部屋。
本棚には古い本がたくさんありました。中身を見たかったな、、、大きな絵は「トレドの情景」です。
噴水の音が響く広い庭園は、長閑で居心地がよかったです。
再現された家は大きな2階建です。
ちなみに、美術館受付の裏に洞窟を見かけました。Infoには「洞窟」としか載ってなかったので、詳しくは何かわかりません、、、
狭い石畳の路地などをくぐり抜け、次の目的地へ。
● サンタ・マリア・ラ・ブランカ - Sinagoga de Santa Maria la Blanca -
13世紀初頭に建造されたムデハル様式のシナゴーク(ユダヤ教の礼拝所兼学校)。
わかりにくい場所にあり、見つけた時はガッツポーズをしそうになりました。
中には24本の八角形の列柱が並んでいます。14世紀にキリスト教の聖堂になった時には、奥に祭壇が設けられていました。
天井には繊細な装飾が残っています。
14世紀に起きたユダヤ人追放令が発せられた後、紆余曲折の果てに19世紀後半の修復で今の姿に戻りました。
○ 食事
歩きまわり、帰りの電車まで時間がなくなったので、目に付いたバルでピンチョスをつまむことに。
右から・ホクホクで美味しかったスペインオムレツ
・ビネガーに漬けたカタクチイワシのピンチョス
・野菜やパスタをマヨネーズ和えたものをパプリカに詰めたピンチョス
・少し塩辛かったスモークサーモンのピンチョス。
どれも、具が山盛りで下にあるパンが見えないほど。ピンチョス、私には美味し過ぎます♡
中世の面影が色濃く残る城塞都市は、歩いているだけでタイムスリップしたような街でした。マドリードからも近いので、また訪れたい街の一つに追加しました。
次は、バルセロナでリベンジです。
■ 旅の参考文献
絵になる通りを歩いているだけで、気分はウキウキ。
エル・グレコさん家の前には、タホ川を臨む公園があります。
公園から見える断崖を見て、改めてすごいところに街があることを認識。
● エル・グレコの家 - Casa de El Greco -
宮廷画家として36歳でトレドに移り住み、生涯をここで過ごしたエル・グレコ。
ベガ=インクラン侯爵によって、19世紀初頭にエル・グレコが住んでいた住居付近の廃墟が改装され、現在は美術館になっています。
中世の街並みが建ち並ぶ旧市街に、ひときわ目立つ近代的な受付の建物。
その横を通り抜け、奥へ進みます。
美術館は当時の様子に復元されていますが、実際に住んでいた場所は明確ではないそうです。
入口に足を踏み入れると、まずパティオに。ここもトレド駅と同様、イスラムチックな建物です。
パティオの脇には復元されたキッチン。こじんまりとしてカワイらしい雰囲気でした。
2階の廊下から見たパティオの様子。ところどころにあしらわれたタイルがスペインらしいです。
美術館の各部屋には16~17世紀の作品が展示されています。暖炉のある部屋は書斎です。
置かれている家具も、エル・グレコ時代の調度品が置かれています。
ズラーっと肖像画が並んでいる部屋。
本棚には古い本がたくさんありました。中身を見たかったな、、、大きな絵は「トレドの情景」です。
噴水の音が響く広い庭園は、長閑で居心地がよかったです。
再現された家は大きな2階建です。
ちなみに、美術館受付の裏に洞窟を見かけました。Infoには「洞窟」としか載ってなかったので、詳しくは何かわかりません、、、
狭い石畳の路地などをくぐり抜け、次の目的地へ。
● サンタ・マリア・ラ・ブランカ - Sinagoga de Santa Maria la Blanca -
13世紀初頭に建造されたムデハル様式のシナゴーク(ユダヤ教の礼拝所兼学校)。
わかりにくい場所にあり、見つけた時はガッツポーズをしそうになりました。
中には24本の八角形の列柱が並んでいます。14世紀にキリスト教の聖堂になった時には、奥に祭壇が設けられていました。
天井には繊細な装飾が残っています。
14世紀に起きたユダヤ人追放令が発せられた後、紆余曲折の果てに19世紀後半の修復で今の姿に戻りました。
○ 食事
歩きまわり、帰りの電車まで時間がなくなったので、目に付いたバルでピンチョスをつまむことに。
右から・ホクホクで美味しかったスペインオムレツ
・ビネガーに漬けたカタクチイワシのピンチョス
・野菜やパスタをマヨネーズ和えたものをパプリカに詰めたピンチョス
・少し塩辛かったスモークサーモンのピンチョス。
どれも、具が山盛りで下にあるパンが見えないほど。ピンチョス、私には美味し過ぎます♡
中世の面影が色濃く残る城塞都市は、歩いているだけでタイムスリップしたような街でした。マドリードからも近いので、また訪れたい街の一つに追加しました。
次は、バルセロナでリベンジです。
■ 旅の参考文献
2012-02-05 13:56
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コメント(6)
トレドの街歩き、楽しく拝見しています。
ここを訪れたときは、時間がなくて、重い荷物を引きずって、歩いたのを思い出します。石畳の粒粒が大きくて、荷物を引きずるのが大変でした。よく、車輪が壊れなかったのが、思い出です。
陶器屋があって、多くの皿とかツボを買ってきました。丈夫なツボでしたよ。
by kakasisannpo (2012-02-05 20:37)
バルでピンチョス!!いいですね~♪♪
どれもおいしそうなものばかり^^
旅先でおいしい食べ物に出会うと、やった!!!って思いますね(^^)
街も雰囲気があって素敵です☆
by ユミ (2012-02-06 21:43)
> kakashisannpoさま
いつも、ありがとうございます☆
トレドの旧市街の中で、荷物を引きずりながら歩かれたとは、、、 石畳と坂のアップダウンも多いので、大変でしたでしょうね、、、
スペインも、お皿やツボなどカワイイ柄の陶器がありますね♪ 旅先では、何度か欲しいなぁと思いつつ、あとの予定を考えて買えずじまいです、、、 次行く時は、何か買いたいなぁ、、、(♥╹ω╹♥)
by pi (2012-02-11 21:16)
> ユミさま
ピンチョス、とても美味しかったです~(≧▽≦)
私には、どれを選んでもアタリなものばかりでした。
食べ物が美味しいと、思い出も数倍良く残りますね☆
バルの窓越しから見えた中世の街並みもステキでした。
by pi (2012-02-11 21:24)
エル・グレコの家ですか!
素敵ですね。
大きいのになんだか落ち着きそうな、あったかい感じがします。
by luckystream (2012-02-21 21:16)
> luckystreamさま
エル・グレコさんのお家、のどかな空間でステキでした☆
噴水のあるお庭も広くて、ゆったりマッタリ生活できそうです。
by pi (2012-04-03 17:04)