アルハンブラ - 敷地内 (アンダルシア州) [南スペイン]
■ アルハンブラ - La Alhambra -
8世紀から約800年間続いたイスラム支配終焉の地グラナダの小高い丘に建つ、アルハンブラ。
アルハンブラの丘のもっとも高い場所にチケット売り場があります。
エントランスを抜けると、宮殿はどこ?と思うような広く長いお庭を目にします。
訪れるまでイメージがわきませんでしたが、とにかく広大な敷地でした。
● ヘネラリーフェ離宮 - Generalife -
1319年に建てられた王族の夏の避暑地として造営。イスラム・スペイン様式を代表する庭園は、レコンキスタ後から20世紀初頭までは個人の所有だったそうです。
別名で「水の宮殿」と言われる離宮は、北アフリカの砂漠からアンダルシアへやってきたイスラム教徒のオアシスの強い憧れから、噴水や水路がたくさん施されています。
いたるところで目にする噴水や水路は、ネバタ山脈からの雪解け水が引かれ無駄のない設計。
緑で作られた高い壁や、、、
緑の屋根。とても癒される場所です。
アセキア - Patio de la Acequia -
イスラム建築は、建物の大きさと比べて入口が小さいなぁと思うことが多かったりします。
アキセアの中庭
噴水は、土地の高低差を利用し、水の勢いで吹きあがるように設計されたイスラム独特の方法。
涼しげなシルエットで暑さが紛れ、視覚の演出も大事だと思いました。
コーランに描かれた楽園をモデルとしてつくられ、「建築師の庭」とも呼ばれています。
中庭から少し上がった奥のエリアもたくさんの噴水で驚きました。さすがアキセア(水路)の中庭。
目下にはグラナダ最古の町並みが残る、イスラム教徒の居住地だったアルバイシン方面。
高台からの庭園の眺め。とっても広い別荘です。
どこへ移動しても噴水があり、マイナスイオンが飛び交ってます。
花で囲まれたアーケードが続く通路で、またまた癒されました。
グラナダの猫ちゃんは細身。
アルハンブラへ水を引くために造られた水路橋を通り、チノス坂を目下にナスル朝宮殿(アルハンブラ宮殿)エリアへ向かいます。
宮殿までの道のりは人の2倍はある緑の壁で覆われていました。気分はむしろラビリンスです。
結構歩きます。
● カルロス5世宮殿 - Palacio de Carlos Ⅴ -
建築好きのスペイン国王カルロス5世がグラナダを首都にしようと未来に描き建てた宮殿。
四角い建物に丸い中庭をもつ、ルネッサンス様式の建物。
● サンタ・マリア教会 - Iglesia de Santa Maria -
モスクのあった場所に、カルロス5世宮殿の一部として建てられた教会。
パラドール内を歩く新婚カップル。新婦のドレスはワンショルダー。
次はPALACIOS NAZARIES (ナスル朝宮殿)、いわゆるアルハンブラ宮殿です。
■ 旅の参考文献
8世紀から約800年間続いたイスラム支配終焉の地グラナダの小高い丘に建つ、アルハンブラ。
アルハンブラの丘のもっとも高い場所にチケット売り場があります。
エントランスを抜けると、宮殿はどこ?と思うような広く長いお庭を目にします。
訪れるまでイメージがわきませんでしたが、とにかく広大な敷地でした。
● ヘネラリーフェ離宮 - Generalife -
1319年に建てられた王族の夏の避暑地として造営。イスラム・スペイン様式を代表する庭園は、レコンキスタ後から20世紀初頭までは個人の所有だったそうです。
別名で「水の宮殿」と言われる離宮は、北アフリカの砂漠からアンダルシアへやってきたイスラム教徒のオアシスの強い憧れから、噴水や水路がたくさん施されています。
いたるところで目にする噴水や水路は、ネバタ山脈からの雪解け水が引かれ無駄のない設計。
緑で作られた高い壁や、、、
緑の屋根。とても癒される場所です。
アセキア - Patio de la Acequia -
イスラム建築は、建物の大きさと比べて入口が小さいなぁと思うことが多かったりします。
アキセアの中庭
噴水は、土地の高低差を利用し、水の勢いで吹きあがるように設計されたイスラム独特の方法。
涼しげなシルエットで暑さが紛れ、視覚の演出も大事だと思いました。
コーランに描かれた楽園をモデルとしてつくられ、「建築師の庭」とも呼ばれています。
中庭から少し上がった奥のエリアもたくさんの噴水で驚きました。さすがアキセア(水路)の中庭。
目下にはグラナダ最古の町並みが残る、イスラム教徒の居住地だったアルバイシン方面。
高台からの庭園の眺め。とっても広い別荘です。
どこへ移動しても噴水があり、マイナスイオンが飛び交ってます。
花で囲まれたアーケードが続く通路で、またまた癒されました。
グラナダの猫ちゃんは細身。
アルハンブラへ水を引くために造られた水路橋を通り、チノス坂を目下にナスル朝宮殿(アルハンブラ宮殿)エリアへ向かいます。
宮殿までの道のりは人の2倍はある緑の壁で覆われていました。気分はむしろラビリンスです。
結構歩きます。
● カルロス5世宮殿 - Palacio de Carlos Ⅴ -
建築好きのスペイン国王カルロス5世がグラナダを首都にしようと未来に描き建てた宮殿。
四角い建物に丸い中庭をもつ、ルネッサンス様式の建物。
● サンタ・マリア教会 - Iglesia de Santa Maria -
モスクのあった場所に、カルロス5世宮殿の一部として建てられた教会。
パラドール内を歩く新婚カップル。新婦のドレスはワンショルダー。
次はPALACIOS NAZARIES (ナスル朝宮殿)、いわゆるアルハンブラ宮殿です。
■ 旅の参考文献
2011-07-01 22:24
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コメント(6)
緑いっぱいのきれいな庭ですね~^^
高い壁がなんとなく巨大迷路を思わせますね♪
by ユミ (2011-07-03 19:58)
緑の庭園が見事ですね。
庭園の造り方が独特で文化の違いを感じさせてくれますね。
水との融合もとても涼しげです。
一番高いところに入り口があるということは、丘を下りながら
見学することになるのでしょうか?
by kuwachan (2011-07-04 01:23)
見上げるほど高い緑の壁!!歩くほどにラビリンス度もアップしていきそうです。
特にアキセアの中庭の左右対称に近い造園が美しいと感じました。
ここは楽園のイメージなんですね。砂漠の民にとっての夢のお庭の感じです。
高低差を利用して噴水を作るなんて緻密な計画ですね~♪
やはり憧れや思いと言うのは成し遂げる原動力なんだなと感じます。
by 自由人 (2011-07-07 07:18)
> ユミさま
マイナスイオンたっぷりのお庭でした。
とっても空気がおいしかったです(^-^)
by pi (2011-07-16 21:18)
>kuwachanさま
ガーデニングとは違った、個性的なお庭でした。
噴水や水路がたくさんあるのが、涼しげでした。
アルハンブラの中は、丘を上がり下りするというよりは、あまりわからないほど、とても緩やかな傾斜がある通路という感じでした。
一歩外へ出ると、坂だらけです(^^ゞ
by pi (2011-07-16 21:21)
>自由人さま
緑の壁に挟まれて歩いたところは、壁の向こうに何があるんだろうと思いながらでしたが、楽しかったです。
アキセアの中庭は、砂漠の民にとっての水への憧れがよく感じれる場所でした。水周りの装飾を美しくするだけでなく、水そのものの演出の仕方が素敵でした。
原動力ですね(^o^)丿
by pi (2011-07-16 21:27)