エクス・アン・プロヴァンス (プロヴァンス) [南フランス]
■ Aix-en-Provence
11世紀からプロヴァンス伯爵領の首都として栄えた、エクス・アン・プロヴァンス。
古代より泉が湧き、紀元前125年にはローマの執政官セクスティウスが温泉郷の近くに要塞を建設し、「セクスティウスの水」と呼ばれたのが、この町の起源になったと言われています。
一方では、画家のセザンヌの生誕地としても有名な街です。
アヴィニョンからエクスまでバスで移動し1時間強。窓の景色は山や野原のオンパレードでした。
● ド・ゴール広場 - Place du General Gaulle -
ロトンド(大噴水)の奥に、パリのシャンゼリゼ通りのお手本になったというメインストリートのミラボー通りがあります。ミラボー通りを挟んで、旧市街とマザラン地区に分かれます。
● ルネ像 - Roi Rene -
ミラボー通りには、プラタナス並木が並び、四角い形をした温泉の泉や、プロヴァンス伯としてプロヴァンス地方を治めていたルネ・ダンジューこと善良王の「ルネ像」があります。
ルネはイタリアからプロヴァンスへ葡萄をもたらしたことから、像の左手に葡萄を持っています。
□ 旧市街
ミラボー通りにはカフェが軒を連ね、街中には大から小まで100以上の噴水があります。
- カフェ - - Place Niollon -
● 市庁舎 - Place du General Gaulle -
1562~1658年建設。セザンヌの生涯がわかる証明書(出生届~結婚届~死亡届)などもあります。ゴシック様式の時計台は、かつての鐘楼。
● サン・ソヴール大聖堂 - Cathedrale St-Sauveur -
ルネサンスやゴシック建築など、5~17世紀の建築物が入り組んだ大聖堂です。フランスで最も古いものの一つである礼拝堂はメロヴィング朝時代、洗練されたロマネスク建築の回廊は12世紀に建てられたものです。
セザンヌもこの教会のミサに通っていたとか。音楽祭の時期には、室内楽なども行われます。
●マドレーヌ教会 - Eglise de la Madeleine -
セザンヌが洗礼を受けた教会。
マルシェ
地域色が出るマルシェは歩くだけで楽しくなります。
ドライラベンダーやカゴバックが積まれているを見かけたのもプロヴァンスならではの風景でした。
ミラボー通り以外は車1台が通れるほどの幅です。
訪れた7月は、毎年開催されている音楽祭(Festival d'Art Lyrique d'Aix-en-Provence)の月で、オペラ、コンサート、演劇などが行われていました。
● テルム・セクティウス - Thermes Sextius -
温泉治療センター。地下から湧き出る温水はミネラルをたっぷり含み、腰痛などに効果があるそうです。ゲストは観光客より地元の常連らしきマダムたちが多く、優雅な空気が流れていました。
プチトラン
てっとり早く観光箇所を巡るプチトランの出発は、ミラボー通りの入口から。
「ミラボー通り」→「マドレーヌ寺院」→「市長舎」→「サン・ソヴール大聖堂」→「セザンヌのアトリエ」→「テルム・セクスティウス」と旧市街をグルっと周ってくれるので便利です。
サン・ソヴール大聖堂から600mほど離れているセザンヌのアトリエは、レ・ローブという丘にあり、かなりの上り坂でした。
□ マザラン地区
●商事裁判所 - tribunal de commerce -
門番がいるような玄関で、お腹の筋肉が割れていて、見るからに力持ちそうな門構えでした。
● イルカの噴水 - Place des 4 Dauphins -
噴水が作られた時代ではイルカは空想の動物だっただけあり、近くで見ると私たちが認識しているイルカと違うことに気づきます。
体にはウロコ、顔には唇。
○ 食事
ラベンダーコース
フロマージュのパイ包み揚げとサラダ: パイはラベンダーの蜂蜜を付けて食べます。
ポークグリルとマッシュパンプキン: ポークにはラベンダーが刺さってます。
エクスは、一日あれば充分観光できる街で、土産物店やマルシェ、ロクシタンなど旧市街をブラブラと歩くだけで楽しめました。7月の南仏は、各地でいろいろなイベントが満載なので、ホテルが押さえにくくなる分、お楽しみがあります。
■ 旅の参考文献
11世紀からプロヴァンス伯爵領の首都として栄えた、エクス・アン・プロヴァンス。
古代より泉が湧き、紀元前125年にはローマの執政官セクスティウスが温泉郷の近くに要塞を建設し、「セクスティウスの水」と呼ばれたのが、この町の起源になったと言われています。
一方では、画家のセザンヌの生誕地としても有名な街です。
アヴィニョンからエクスまでバスで移動し1時間強。窓の景色は山や野原のオンパレードでした。
● ド・ゴール広場 - Place du General Gaulle -
ロトンド(大噴水)の奥に、パリのシャンゼリゼ通りのお手本になったというメインストリートのミラボー通りがあります。ミラボー通りを挟んで、旧市街とマザラン地区に分かれます。
● ルネ像 - Roi Rene -
ミラボー通りには、プラタナス並木が並び、四角い形をした温泉の泉や、プロヴァンス伯としてプロヴァンス地方を治めていたルネ・ダンジューこと善良王の「ルネ像」があります。
ルネはイタリアからプロヴァンスへ葡萄をもたらしたことから、像の左手に葡萄を持っています。
□ 旧市街
ミラボー通りにはカフェが軒を連ね、街中には大から小まで100以上の噴水があります。
- カフェ - - Place Niollon -
● 市庁舎 - Place du General Gaulle -
1562~1658年建設。セザンヌの生涯がわかる証明書(出生届~結婚届~死亡届)などもあります。ゴシック様式の時計台は、かつての鐘楼。
● サン・ソヴール大聖堂 - Cathedrale St-Sauveur -
ルネサンスやゴシック建築など、5~17世紀の建築物が入り組んだ大聖堂です。フランスで最も古いものの一つである礼拝堂はメロヴィング朝時代、洗練されたロマネスク建築の回廊は12世紀に建てられたものです。
セザンヌもこの教会のミサに通っていたとか。音楽祭の時期には、室内楽なども行われます。
●マドレーヌ教会 - Eglise de la Madeleine -
セザンヌが洗礼を受けた教会。
マルシェ
地域色が出るマルシェは歩くだけで楽しくなります。
ドライラベンダーやカゴバックが積まれているを見かけたのもプロヴァンスならではの風景でした。
ミラボー通り以外は車1台が通れるほどの幅です。
訪れた7月は、毎年開催されている音楽祭(Festival d'Art Lyrique d'Aix-en-Provence)の月で、オペラ、コンサート、演劇などが行われていました。
● テルム・セクティウス - Thermes Sextius -
温泉治療センター。地下から湧き出る温水はミネラルをたっぷり含み、腰痛などに効果があるそうです。ゲストは観光客より地元の常連らしきマダムたちが多く、優雅な空気が流れていました。
プチトラン
てっとり早く観光箇所を巡るプチトランの出発は、ミラボー通りの入口から。
「ミラボー通り」→「マドレーヌ寺院」→「市長舎」→「サン・ソヴール大聖堂」→「セザンヌのアトリエ」→「テルム・セクスティウス」と旧市街をグルっと周ってくれるので便利です。
サン・ソヴール大聖堂から600mほど離れているセザンヌのアトリエは、レ・ローブという丘にあり、かなりの上り坂でした。
□ マザラン地区
●商事裁判所 - tribunal de commerce -
門番がいるような玄関で、お腹の筋肉が割れていて、見るからに力持ちそうな門構えでした。
● イルカの噴水 - Place des 4 Dauphins -
噴水が作られた時代ではイルカは空想の動物だっただけあり、近くで見ると私たちが認識しているイルカと違うことに気づきます。
体にはウロコ、顔には唇。
○ 食事
ラベンダーコース
フロマージュのパイ包み揚げとサラダ: パイはラベンダーの蜂蜜を付けて食べます。
ポークグリルとマッシュパンプキン: ポークにはラベンダーが刺さってます。
エクスは、一日あれば充分観光できる街で、土産物店やマルシェ、ロクシタンなど旧市街をブラブラと歩くだけで楽しめました。7月の南仏は、各地でいろいろなイベントが満載なので、ホテルが押さえにくくなる分、お楽しみがあります。
■ 旅の参考文献
憧れのプロヴァンス・・・ロクシタンという化粧品を使っていますが
やはりプロヴァンスでもショップがあるのでしょうか?
「ラベンダーコース」を見て、もうお腹ペコペコです。(笑 夜中なのに。。)
by 猫パンチ (2009-07-06 01:54)
> 猫パンチさま
ロクシタン、私はヘアケアとボディケアを使ってマス!
プロヴァンスには、ロクシタンやフラゴナールのショップ、
見学できる工場がありますよ~。
「ラベンダーコース」はラベンダーの蜂蜜が美味でした。
by pi (2009-07-07 22:18)