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ロドス島 - 新市街 (ギリシャ) [ギリシャ]

Rodos
世界七不思議の一つに数えられる「太陽神ヘリオスの像」で有名な、ロドス島。
中世時代には聖ヨハネ騎士団が遺した城壁や騎士団長の館などで有名になった島でもあり、いろいろな文化の痕跡が残る街です。

アテネから飛行機で1時間。空港からロドス・シティまではタクシーで20分ほど。タクシー料金は一律で決まっているので、アテネのようにボラれることはありません。しかも、私が乗ったタクシーのドライバーは佐賀に1年間住んでいたらしく、九州トークに花が咲き、ロドス・シティへあっという間に着きました。

新市街
新市街は、20世紀初頭前後にロドス島を占領していたイタリア人によって作られたため、多くのイタリア風な建物を目にします。

また、このエリアにはかつて存在したと言われている巨人像の跡地があります。
ギザのピラミッド以外は、想像図でしかその存在をイメージすることしか出来ない世界七不思議。
謎のままになっている神秘さ、目くるめくようなロマン、想像以上の大スペクタルな時代があったに違いないと感じるところが私にとって魅力なのですが、その中でも特に「ロドスの巨人像」と「バビロンの空中庭園」に興味を持っていて、ロドスの巨人像に関しては”かつてはここに・・・”と語り継がれてきた伝説と、それに対するさまざまな見解に想像を掻き立てられ惹かれていました。

マンドラキ港
 
ロドスのシンボルである牡鹿と雌鹿の2頭の青銅像が海に向かって立つあたりに、紀元前3世紀頃、高さ15mの大理石の土台に全長34mの太陽神ヘリオスの像が岬をまたいで立っていたそう。土台だけで鹿の青銅像を超えています。こんな所に太陽神の巨人像が太陽光線を表す放射状の冠をかぶって立っていると、神々しさも増していたことでしょう。あぁ、見たかった。その大きさは、現在の自由の女神に匹敵するほどだそうです。ぅんー、鹿と鹿の距離が結構あります・・・
巨人像に岬をまたがせるという発想が私は好きなのですが、現代の研究でこのポーズでは耐久性に欠けているため、残念ながら不可能であろう。。。と考えられてます。そんなことない!と思いたいところですが。
 
像は紀元前227年の地震で倒壊し海に沈んだとされ、その姿が謎のままで世界七不思議の一つになっています。奥に見えるのは、アギオス・ニコラスの要塞。

マンドラキ港から旧市街の眺め
 
中世の時代には軍港として使われていた港。現在は、クルーザーやヨットで埋まっています。

エヴァンゲリスモス教会
 
旧市街にあった聖ヨハネ騎士団の教会をモデルにして作られたそうです。鐘楼に時計がついているあたりに、イタリアらしさを感じます。

ドデカニサ市庁舎
 
もとはイタリア人総督の宮廷で、ベネチアンゴシック建築。

新市街は、バカンスを楽しむヨーロッパ人が賑わい、近代的なホテルやレストラン、土産物店が建ち並ぶエリアでカジノもあります。レストランやバーは、夜中まで音をガンガンに鳴らしていて、’近所迷惑’という文字はこの街の辞書にはないのだろうと思えるほどです。
 

昼間のビーチは、ミドルシーズンでも人で賑わっています。
 
日本では考えられないほど水着姿の高齢者も多く、パラソルの下で寝転んでいたり、海辺で水遊びをしている姿が、なんだか可愛く見えました。

気持ち良さそうにエーゲ海の上をパラセイリングが飛んでました。
 
その向こうには、薄っすらとトルコが見えています。距離にして18km。近いです。

食事
 
      - ギリシャサラダ -            - メカジキのグリル -
どちらとも手が込んでなくシンプルな料理ですが、素材が新鮮なため、とても美味しかったです☆

旅の参考文献
   
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