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ラグーザ (シチリア島) [南イタリア]

Ragusa
イブレイ山地の南にあり後期バロック様式の家が建ち並ぶ坂の町、ラグーザ。
1693年のシチリア南東部で起きた大地震で町は崩壊してしまい、今ある姿はほとんどがそれ以降のものです。

ラグーザへはカターニアからプルマンで片道2時間。旅路の終盤はプルマンがぐんぐんと坂を上がり、標高が高くなりつつあることを感じます。終点の停留所はラグーサ駅より離れたエリア。まだかまだかと歩くこと15分で駅を見つけました。駅からラグーサ・スペリオーレ地区へは徒歩10分。ひときわ目立つ大聖堂のクーポラを目指しながら橋を渡り、ラグーザ・スペリオーレ地区へ。
 
                     - カプッチーニの橋 -

大聖堂 - Cattedrale -
 
18世紀に建立、サン・ジョヴァンニ広場を見下ろすように建っています。
 
教会内は綺麗にペイントされていて、ため息が出る美しさでした。

  
綺麗に舗装された道路は、真っ直ぐ平地に伸びる道とクロスして、上か下へ上るか下がる坂道のどちらか。山の麓というよりは山に家屋が建ち並んだ感じです。
 
坂道は突き当たりなく、ずっとずっと伸びているので、ボールが転がり始めると大変でしょう。

サンタ・マリア・デッレ・スカレ教会 - S. Maria d. Scale -
 
ラグーザへは、この景色を見るためにやってきました。
大聖堂から坂を下り続けて突然に広がったこの景色は爽快!右横に写る教会からは、イブラ地区の眺望が望め、その風景は天空の町のようでした。
 
ここからイブラ地区へは、くねくねした道路を下がります。

カフェ
 
大聖堂の下に並んでいたお店の一つ、’カフェ・イタリア’。シチリアといえば”カンノーリ - Cannoli -”。筒状に揚げたパイ生地のようなものだけがお店のショーケースのお皿の上にピラミッドのように積まれていて、オーダーするとその中にクリームを絞り入れてくれます。
ということで、あまりドルチェを食べない私ですがカンノーリに挑戦。

「ぅんっ、甘い!」。

旅の参考文献
   
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飛騨の忍者 ぼぼ影

一幅の絵画のような風景です。
by 飛騨の忍者 ぼぼ影 (2008-02-03 13:18) 

pi

○飛騨の忍者 ぼぼ影サマ
ほんとうに絵画のような景色で、しばらく見とれてしまいました。
by pi (2008-02-04 00:53) 

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