ピレウス（ギリシャ）：Vuole venire da me?：SSブログ

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ピレウス（ギリシャ）　[ギリシャ] [編集]

■ Piraeus
アテネから約10km南西にあり国内外へ向かう船が発着する港がある、ピレウス。
紀元前490年に外港として建設され、約2kmある大きな港と小さな港は、どちらも古代から使われています。

今回は、フェリーでキクラデス諸島へ向かいます。船の出港予定時間は、朝7：35。
暗い中の行動は避けたかったので、前日にピレウス入り。

地下鉄Line1の終点ピレウス駅は、採光式の丸屋根で異国情調を感じさせられます。
　　
　　　　　　　　　　　　　　- 地下鉄ピレウス駅構内 -

駅を出ると、目の前はカリマシウ通り、その向こうにはフェンスを挟んですぐ桟橋があります。駅の脇にある歩道橋に上がり、港を見渡してみました。
　　
　　　　　　　　　　- 左の道路がカリマシウ通り、右は港内 -
　
●アギア・トリアダ大聖堂　- Agia Triada -
ポシドノス通りある大きな教会で、1944年の空襲で破壊され、再建されたのが今の姿です。
教会の前を通る人は、胸に十字を切って通り過ぎると聞いていましたが、本当にそうで、バスの中で切っている姿も見受けました。ギリシャ正教徒の方々の信仰深さが印象的です。　
　　
ギリシャ内で一番多く見た教会はレンガ色のドームの上に十字架がある、この姿の教会でした。

翌朝、ホテルを出る頃はまだ真っ暗。ホテル周囲は人の気配がなく閑散としてましたが、さすがピレウス港、駅前は早朝にもかかわらず多くの人が行き来しています。・・が、駅前以外はポツポツとしか電灯がなく、人気もなく、やはり暗い。。。
乗船する船がどれかをチェックし、港前にあったギリシャではよく見かける”everest”というカフェで、パニーニとカプチーノを買って戻ると、乗船が始まっていました。
　　

さっそくフェリーに乗船。カプチーノを飲みながら港を見渡すと、やっとホッとしました。。。
　　
　　　　　　　　　　- 少し明るくなりかけているピレウス港 -

パニーニ（ギリシャなのに・・）を間食し、後は出港を待つのみ。なんとなく船の後部に人が集まり始めたので、つられて集まるとアナウンスが流れ7：35ピッタリに出港しました。
>>フェリーより。左のビルが地下鉄ピレウス駅、右が歩道橋。
　　

朝焼けをバックにピレウス港を発つ。
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　
他の桟橋にも、多くの船が。
　　

見えにくいですが、出港してからしばらくの間、カモメがついてきてました。
　　

●ミコノス島までの寄港地
□Siros
エーゲ海で始めてみる島となったシロス島。フェリー内は寄港直前になると、島へ降りる人と見物する人でザワつきます。席からも外を眺めれるので座って見ていましたが、島の美しさが私をフェリーの後部までカメラを持って動かせました。
　　
始めは何も見えなかった島も、港に近づくにつれて建物が見え始め、ここで始めてエーゲ海の代名詞とも言えるドーム型の青い屋根の教会を目にしました。

○シロス島の港
　　
>>港を後に、次の寄港地ティノス島へ
　　

次回キクラデス諸島に訪れる際は、必ずこの島に立ち寄りたいです。

□Tinos
次の寄港地、ティノス島。シロス島を見た後だったので、期待に胸が膨らみましたが、港からの景観は普通の島のように見えました。
この島には、不思議な言い伝えがあるそうで、島の人々が畑仕事をしていると、光を放つ聖母マリアの姿を見たような気がして、そこを掘ってみると、石の間から聖母マリアの宗教画が現れたそうです。その宗教画は街の教会に安置されているそうで、そこが興味深いです。
毎年、3/25と8/15には巡礼祭が行われ、世界中から信者が集まるそうです。
　　
>>港を後に、ミコノス島へ
　　